大山阿夫利神社(あふりじんじゃ)を御存知(ごぞんじ)ですか?
まず、この↓写真を御覧下さい。
綺麗な夜景でしょう?
この写真、神奈川県伊勢原市の大山に在(あ)る大山阿夫利神社の下社から撮影した夜景です。

この夜景は毎年期間限定でしか見れない夜景なんです。
理由は足の大山ケーブルカーが日常は夜間営業してないので夜の暗い山中を登山する羽目に成るからです。
各季節、特定期間と大晦日しかケーブルカー動いてないんです。

大山は平安時代〜江戸時代末期まで、関東近辺の各都市の市民から信仰対象と温泉地として絶大な人気を誇っていたんです。
この↑写真は秋に撮影しました。
江ノ島が見えます。
古くは鎌倉幕府征夷大将軍源頼朝が登山し礼拝し、戦国時代には江戸城を築き関東管領を補佐した上杉家執事太田道灌が信仰し、江戸時代には江戸幕府三代将軍徳川家光が大山に沢山(たくさん)の社殿を寄進(きしん:寄付する事)しました。
その名残で関東各所に大山街道と言う道が有ります。
その神秘的な夜景は今でも関東一円の住民の宝です。

ここは東京の築地市場関係者、大企業の経営者達から崇拝されている神社です。
参道には古くから続く温泉宿と大山の名水を活用した名物豆腐料理の店が軒を連ねています。
温泉宿はだいたいが宿坊(しゅくぼう)で、山路を案内する先導師(せんどうし)と言う山伏(やまぶし)の方々が経営されています。
そんな関連で、豆腐料理以外にも猪肉の鍋や鹿の刺身が食べられます。

いくつか大山ケーブルカーが夜間営業してる期間だけ見られる夜景を紹介しましょう…
これ↓です。
阿夫利神社の写真
参道の写真
大山の清水で作られた清酒や豆腐料理や蒟蒻の御土産屋さんと、温泉宿が立ち並びます。
灯籠祭りの期間だけ参道がライトUPされます。
神社の境内からの夕景
夜景
綺麗でしょ?

周辺には関東管領を務めた扇谷(おおぎがやつ)上杉家の元の本拠地:七沢城
関東の名将で江戸城主だった太田道灌が主君扇谷定正に暗殺された舞台の粕屋館
さらに
相模国の大名三浦氏の本拠地だった岡崎城がありました。
ちなみに、その岡崎城の最初の城主岡崎氏の分家の真田義忠は主君の源頼朝を石橋山の合戦で逃がす為に奮戦し討死した忠臣として有名です。
彼の領地は平塚市真田でした。

阿夫利神社に話を戻します。
阿夫利神社の阿夫利(あふり)は"雨降(あめふ)り"が変化した訛(なま)りに音読みの漢字で当て字したのが名前の由来と言われています。
ですから、大山の中腹に在る大山寺の山号(さんごう:別名の事)を"雨降り山"と呼びます。
大山の寺社名に見えるように、大山信仰は古代の干魃(かんばつ)予防の雨乞(あまご)いと深い関係が有りました。
ですから阿夫利神社の御祭神は大山祇神(おおやまづ(ず)みのかみ)と雨を降らせる雷様です。
又、大山はその標高が高い事や、山体の姿が三角である事から、古くから相模湾を航行する船からランドマークとされていました。ですので漁業関係者や海運業者から商売の神様として信仰を集めてきました。
現在でも築地市場の関係者の方々から熱心な信仰の対象に成っています。

ついでに神社の御利益か、小生はダイエット12kg成功しました。
同時期に鎌倉の御霊神社を含む鎌倉七福神の寺社と龍宝寺、横浜市港南区(旧鎌倉郡)の永谷天満宮を参拝したので全部回ればダイエット出来るかも知れませんよ(笑)?