3日…
遅起き寝正月。
昼の11時にモゾモゾ起き出し、せっかくの休日が勿体無いので発奮!神奈川県伊勢原市に行ってきた。

神代より存続する延喜式式内の古社の高部屋神社
神話を証明する史跡群の中にある御三ノ宮比々多(ひびた)神社
 
普通、神社は南面を向いて社殿が建設されるが、この比々多神社は南東にある。
これは、この現在の社殿の役割があくまで「拝殿」であり、戦国時代まで裏山にあった本宮跡地を本殿に見立てているからだろう。
比々多神社位置関係
衛星写真で見ると一目瞭然です。
今日は正月だから巫女さん達が売店に沢山いて、御参りしたら鈴で御払いを無料でしてくれた。
2016-01-03-14-20-36
神社で巫女さんが祭事で使う「鈴」は「黄心樹(おがたまのき)」と呼ばれる植物の代わりに使われる様に成った祭器で、1円玉の表面のデザインの植物がそれだったりする。
この「おがたまのき」は音の発音では「小賀玉木」とも書かれたりするらしいのですが、正式には古代大和語に意味が同じ漢字を当てて「招(おが)霊(たま)樹」と書く。神の御霊を降臨させる植物と言う事でしょうかね~?
招霊樹が自生しない地域では良く似た榊(さかき)を用いるそうです。
御神前や御仏前に供えるのは、古代日本宗教の名残なんですね。
全国の緒方サンや尾形サンは、この古代語で書かれる植物と関係が有る仕事をしていた御先祖様を持つのかもしれませんね。
そして戦国時代三浦家の居城岡崎城址と本丸跡に建つ無量寺を見学。
加えて岡崎城旧城域の住宅街の中に残る平安末期〜鎌倉時代の河内源氏に対して深い忠義をお持ちだった岡崎義実公の御廟を御参りして来た。
なんと、浩宮皇太子殿下も若かりし頃御見学にいらしたようだ。
…歴史オタクなのかな?
見学が終わり帰宅前に伊勢原の義伯父の家に挨拶に行き、北海道から帰省している幼馴染の姉ちゃんにも会えた。
すき焼きを、たらふく御馳走に成って帰ってきた。

良い正月三箇日の〆、良い年の始まりに成ったと思う。

観音崎の記事書いたらら次は高部屋神社と岡崎城址の一部分の紹介記事を書こうかな?