皆さん、鎌倉行ったら「しらす丼」とか「あんみつ」とか御昼時に成ると頭をよぎりませんか?
「だって湘南だし~?」とか思います?
まぁ歴史的な話をすると、そもそも鎌倉市や藤沢市の江ノ島界隈は旧鎌倉郡で湘南にはカテゴライズされない地域です。鎌倉の人に対して・・・
「鎌倉は湘南」
とか
「名物は"しらす"」
とか
由比ヶ浜の発音を「ゆ↑いがはま」って発音で言ったら
・・・鎌倉の人から「あ~コイツお上りのカッペだわ。」って腹の中で思われて終了(笑)。
鎌倉の方が湘南よりブランド力有りますからね。昔からの武士と文化人の町ですから。
それに湘南は海鮮?いやいや!肉派の人にも葉山牛が食べれる美味しい店が有りますよ!
今回はステーキの美味しい店を紹介しますが、湘南に触れたので少し先に解説します。
【湘南】
※写真は大磯町の六所神社、相模国総社で近くの神揃山は聖地。一ノ宮寒川神社~五ノ宮格の鶴峰山(平塚)八幡宮の神様が勢揃いする神話の場所。
本来の湘南と言うのは地域的には現在の大磯町や二宮町の辺り、相模川から向こうの西側です。
その地域が明治時代に元大名家の華族や豪商の三井財閥の別荘が建ち並び日本初の海水浴地として人気に成ったのが始まりで、風景が中国湖南省の湘南地方に似ていたから文化人達から近代に成って渾名(あだな)された地域名です。実際に湘南と言う地域は存在しなかったのですが、昨今では湘南台などと言う地名も登場していますが藤沢市の湘南台は本来の湘南地域ではありません。
本来、湘南には藤沢や鎌倉は含まれませんし、逗子に至っては徳川家達公別邸が在ったりアチラ側とは又違う別荘地として早くから栄えたり旧三浦郡に属し日本武尊(ヤマトタケル)神話と所縁の地域なので、湘南と呼ばれるのは片腹痛い逗子の方がブランド力が有ると言う所な訳です。
【湘南名物】
相模湾のシラス(鰯の幼魚)の水揚げ漁港は昔は江ノ島周辺で、後は大磯町や小田原市周辺でした。現在では相模湾で獲れるシラスのブランド化に成功した特産地は旧三浦郡の逗子市であり鎌倉名物とは呼べません。まぁ、湘南地区としてカテゴライズ誤認されて鎌倉辺りの名物とぼんやり思われています。
更に言えば、現代では湘南と誤認される江ノ島界隈での昔からの名物は❝サザエ❞です。
今でも昔の名残で❝江ノ島丼❞を提供する飲食店と民宿は多く有りますが、サザエの卵とじがのった丼を指します。
逗子市も湘南に誤認されていますが、逗子市の隣の三浦郡葉山町の葉山牛が相模湾東側の特産品として現代では有名に成っています。
【本来の鎌倉名物】
鎌倉で昔から有名だったのは❝夫婦饅頭❞です。名前の由来は解りません。御霊神社近くの力餅屋が今でも販売していて、司馬遼太郎先生も❝街道を行く❞の❝三浦半島記❞で紹介しています。
ですから鎌倉の名物は昔は饅頭でした。
後は鯵(あじ)の名産地でもあったので、今でも鎌倉市の鎌倉駅や大船駅に販売店舗に在る❝大船軒❞の❝鯵の押し寿司❞です。
写真撮影技術がクソで申し訳ない。
この大船軒、松竹大船撮影所が有った時代には多くの映画スター達が好んで食べた名物駅弁でした。
現代の鎌倉市の御土産物屋さんも色々と頑張って更に新しい名物を生み出していますので、シラス等の海鮮も昔からの鯵の押し寿司や夫婦饅頭と一緒に新規開拓して皆さんで世の中に紹介して上げて下さい!
そういえば、鳩サブレや豆やの豆菓子も現代では名物に成っていますね!
【由比ヶ浜の発音】
由比ヶ浜(ゆいがはま)の発音は・・・
由比ヶ浜(ゆ↑いがはま)の様な❝い❞の発音が上がる読み方ではありません。
由比ヶ浜(ゆ↓い❝が❞はま)と❝い❞の発音は下がり❝が❞を強調します。
この発音の原因は、本来は由比(ゆい)と言う地名が有り、そこの浜辺だからです。由比ヶ浜と言う地名では無い訳です。これと同様に宅間谷(たくまがやつ)扇谷(おおぎがやつ)等の鎌倉市内の地名も❝が❞を強く発音し❝が❞の前の音は強調しません。これは有る意味方言の様な物で生粋の地元民や歴史に詳しい人で無いと知らない事でもあります。
さてそんな訳で鎌倉と周辺の湘南のプチ歴史解説はここまでにして、本日お勧めするステーキハウスの話題に移ります。
鎌倉駅を降りて直ぐ・・・
上の写真の御成町とは反対側、小町通りにその店は在ります。
因(ちな)みに江ノ電には600円の一日乗り放題乗車券が有るので、鎌倉江ノ島観光をされる方にはおススメです。
長谷駅で降りて大仏様の高徳院と紫陽花の長谷寺見物してから❝関東の駅100選❞に選ばれた鎌倉高校前駅の七里ヶ浜で綺麗な風景を見て、更に江ノ島に行ったり色々と遊べますね。
今、鎌倉は紫陽花の季節なので今は人でごった返しています。
小生は昨日17日土曜日、いつもは車で鎌倉に行くのですが江ノ電に久しぶりに乗りたくて大船から横須賀線に乗って鎌倉に行きました。
目的は某文庫で古文書の写しのコピーを頂くついでに長谷寺に紫陽花を見物に行く心算(つもり)でしたが観光客が多すぎて江ノ電鎌倉駅で入場規制が掛かり乗車40分待ち、これでは長谷寺も入場規制が掛かっているのは予想出来たので平日の休みに改めて行く事にして、先に食事をする為に❝MOTHER`S of KAMAKURA❞に向かいました。
この店。これは前回、入店を断念した際の写真ですが店構え。
今回は観光シーズンと言う事も有るのかランチメニューが普通に15時少し前でもやっていました。
値段は2500円からと良心的、小生は葉山牛コース食べたかったのですが古文書のコピーと余計な買い物して又もや5000円のランチは断念(泣)。でもステーキコース予算3300円は小遣いで捻出出来るのでテンダーロインのステーキコースを食べる事にしました。
御店の内装は鉄板焼き屋スタイル、それぞれのテーブルにシェフが付き、お肉や野菜やシーフードを焼いて提供して下さいます。
小生の写真撮影技術がクソ過ぎて伝わらないかも知れませんが、とても落ち着いたオシャレな店ですが多くのお客様で賑わっています。
シェフの手捌きがカッコいい!
お皿も可愛いんですよ(笑)。
全てのメニューにサラダと食後のコーヒーが付きます。
あと撮影し忘れましたがお味噌汁も付いてます。
目の前でプロの手で焼き上げられる❝肉❞、見ていて実は魚派(笑)の小生もウキウキ。
見た目だけでなく、とても美味しい!肉は柔らかく、味もシッカリしています。
ただ惜しくらむは小生だけステーキコース、周りの御客様は全員葉山牛コース。まぁそうなるな(笑)。
次回は誰か他地域の友達か海外の友達が来たら連れて行ってあげて葉山牛食べようと思います。
さて、こんな素敵な御店のMOTHER`S of KAMAKURA、以下にアクセス等まとめて置きます!
【葉山牛ステーキ MOTHER`S of KAMAKURA】
以上がMOTHER`S of KAMAKURAの紹介です。
この他にも肉料理では以前紹介したトルコ料理の店の❝ARKADAS(アルカダッシュ)❞が小町通の入口にも在ります。
【ARKADAS(アルカダッシュ)】
日本の義兄弟国トルコ。ARKADASはトルコ(土耳其)料理の店in鎌倉小町通り
相模国の一部分書いて面倒くさくなりました(笑)。
休日雑記 2016/06/08の訪問先…足柄上郡松田町寒田神社~開成町吉田神社・あじさいの里
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「だって湘南だし~?」とか思います?
まぁ歴史的な話をすると、そもそも鎌倉市や藤沢市の江ノ島界隈は旧鎌倉郡で湘南にはカテゴライズされない地域です。鎌倉の人に対して・・・
「鎌倉は湘南」
とか
「名物は"しらす"」
とか
由比ヶ浜の発音を「ゆ↑いがはま」って発音で言ったら
・・・鎌倉の人から「あ~コイツお上りのカッペだわ。」って腹の中で思われて終了(笑)。
鎌倉の方が湘南よりブランド力有りますからね。昔からの武士と文化人の町ですから。
それに湘南は海鮮?いやいや!肉派の人にも葉山牛が食べれる美味しい店が有りますよ!
今回はステーキの美味しい店を紹介しますが、湘南に触れたので少し先に解説します。
【湘南】
※写真は大磯町の六所神社、相模国総社で近くの神揃山は聖地。一ノ宮寒川神社~五ノ宮格の鶴峰山(平塚)八幡宮の神様が勢揃いする神話の場所。
本来の湘南と言うのは地域的には現在の大磯町や二宮町の辺り、相模川から向こうの西側です。
その地域が明治時代に元大名家の華族や豪商の三井財閥の別荘が建ち並び日本初の海水浴地として人気に成ったのが始まりで、風景が中国湖南省の湘南地方に似ていたから文化人達から近代に成って渾名(あだな)された地域名です。実際に湘南と言う地域は存在しなかったのですが、昨今では湘南台などと言う地名も登場していますが藤沢市の湘南台は本来の湘南地域ではありません。
本来、湘南には藤沢や鎌倉は含まれませんし、逗子に至っては徳川家達公別邸が在ったりアチラ側とは又違う別荘地として早くから栄えたり旧三浦郡に属し日本武尊(ヤマトタケル)神話と所縁の地域なので、湘南と呼ばれるのは片腹痛い逗子の方がブランド力が有ると言う所な訳です。
【湘南名物】
相模湾のシラス(鰯の幼魚)の水揚げ漁港は昔は江ノ島周辺で、後は大磯町や小田原市周辺でした。現在では相模湾で獲れるシラスのブランド化に成功した特産地は旧三浦郡の逗子市であり鎌倉名物とは呼べません。まぁ、湘南地区としてカテゴライズ誤認されて鎌倉辺りの名物とぼんやり思われています。
更に言えば、現代では湘南と誤認される江ノ島界隈での昔からの名物は❝サザエ❞です。
今でも昔の名残で❝江ノ島丼❞を提供する飲食店と民宿は多く有りますが、サザエの卵とじがのった丼を指します。
逗子市も湘南に誤認されていますが、逗子市の隣の三浦郡葉山町の葉山牛が相模湾東側の特産品として現代では有名に成っています。
【本来の鎌倉名物】
鎌倉で昔から有名だったのは❝夫婦饅頭❞です。名前の由来は解りません。御霊神社近くの力餅屋が今でも販売していて、司馬遼太郎先生も❝街道を行く❞の❝三浦半島記❞で紹介しています。
ですから鎌倉の名物は昔は饅頭でした。
後は鯵(あじ)の名産地でもあったので、今でも鎌倉市の鎌倉駅や大船駅に販売店舗に在る❝大船軒❞の❝鯵の押し寿司❞です。
写真撮影技術がクソで申し訳ない。
この大船軒、松竹大船撮影所が有った時代には多くの映画スター達が好んで食べた名物駅弁でした。
現代の鎌倉市の御土産物屋さんも色々と頑張って更に新しい名物を生み出していますので、シラス等の海鮮も昔からの鯵の押し寿司や夫婦饅頭と一緒に新規開拓して皆さんで世の中に紹介して上げて下さい!
そういえば、鳩サブレや豆やの豆菓子も現代では名物に成っていますね!
【由比ヶ浜の発音】
由比ヶ浜(ゆいがはま)の発音は・・・
由比ヶ浜(ゆ↑いがはま)の様な❝い❞の発音が上がる読み方ではありません。
由比ヶ浜(ゆ↓い❝が❞はま)と❝い❞の発音は下がり❝が❞を強調します。
この発音の原因は、本来は由比(ゆい)と言う地名が有り、そこの浜辺だからです。由比ヶ浜と言う地名では無い訳です。これと同様に宅間谷(たくまがやつ)扇谷(おおぎがやつ)等の鎌倉市内の地名も❝が❞を強く発音し❝が❞の前の音は強調しません。これは有る意味方言の様な物で生粋の地元民や歴史に詳しい人で無いと知らない事でもあります。
さてそんな訳で鎌倉と周辺の湘南のプチ歴史解説はここまでにして、本日お勧めするステーキハウスの話題に移ります。
鎌倉駅を降りて直ぐ・・・
上の写真の御成町とは反対側、小町通りにその店は在ります。
因(ちな)みに江ノ電には600円の一日乗り放題乗車券が有るので、鎌倉江ノ島観光をされる方にはおススメです。
長谷駅で降りて大仏様の高徳院と紫陽花の長谷寺見物してから❝関東の駅100選❞に選ばれた鎌倉高校前駅の七里ヶ浜で綺麗な風景を見て、更に江ノ島に行ったり色々と遊べますね。
今、鎌倉は紫陽花の季節なので今は人でごった返しています。
小生は昨日17日土曜日、いつもは車で鎌倉に行くのですが江ノ電に久しぶりに乗りたくて大船から横須賀線に乗って鎌倉に行きました。
目的は某文庫で古文書の写しのコピーを頂くついでに長谷寺に紫陽花を見物に行く心算(つもり)でしたが観光客が多すぎて江ノ電鎌倉駅で入場規制が掛かり乗車40分待ち、これでは長谷寺も入場規制が掛かっているのは予想出来たので平日の休みに改めて行く事にして、先に食事をする為に❝MOTHER`S of KAMAKURA❞に向かいました。
この店。これは前回、入店を断念した際の写真ですが店構え。
今回は観光シーズンと言う事も有るのかランチメニューが普通に15時少し前でもやっていました。
値段は2500円からと良心的、小生は葉山牛コース食べたかったのですが古文書のコピーと余計な買い物して又もや5000円のランチは断念(泣)。でもステーキコース予算3300円は小遣いで捻出出来るのでテンダーロインのステーキコースを食べる事にしました。
御店の内装は鉄板焼き屋スタイル、それぞれのテーブルにシェフが付き、お肉や野菜やシーフードを焼いて提供して下さいます。
小生の写真撮影技術がクソ過ぎて伝わらないかも知れませんが、とても落ち着いたオシャレな店ですが多くのお客様で賑わっています。
シェフの手捌きがカッコいい!
お皿も可愛いんですよ(笑)。
全てのメニューにサラダと食後のコーヒーが付きます。
あと撮影し忘れましたがお味噌汁も付いてます。
目の前でプロの手で焼き上げられる❝肉❞、見ていて実は魚派(笑)の小生もウキウキ。
見た目だけでなく、とても美味しい!肉は柔らかく、味もシッカリしています。
ただ惜しくらむは小生だけステーキコース、周りの御客様は全員葉山牛コース。まぁそうなるな(笑)。
次回は誰か他地域の友達か海外の友達が来たら連れて行ってあげて葉山牛食べようと思います。
さて、こんな素敵な御店のMOTHER`S of KAMAKURA、以下にアクセス等まとめて置きます!
【葉山牛ステーキ MOTHER`S of KAMAKURA】
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目2−17
この他にも肉料理では以前紹介したトルコ料理の店の❝ARKADAS(アルカダッシュ)❞が小町通の入口にも在ります。
【ARKADAS(アルカダッシュ)】
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1丁目5−6
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