☞オススメpoint( •͈ᴗ•͈ )　　　　　　　 
　神奈川の景勝50選の森戸夕照◎
　源頼朝公が開いた森戸大明神◎
　森戸神社の景色と裏の海岸◎
　真名瀬の鳥居と灯台と富士の景色◎
　真名瀬バス停は複数の映画ロケ地◎
　昭和の映画スター達のリゾート地◎
※森戸神社の海は昼の景色がオススメ
※真名瀬は夕陽に染まる頃がオススメ
☞注意するpoint(•ω•)　　　　　　　  　

何と言っても昭和の映画スター達に愛された海が、この葉山町一帯の海岸。森戸神社の海岸と真名瀬の浜辺は繋がっている隣接地なのに森戸神社の岬を挟んで全く違う景色を見せてくれます。
この両方の海岸から灯台と鳥居が見えます。

この写真の灯台が裕次郎灯台です。ヨットが趣味だった石原裕次郎サンの三回忌の際に兄の石原慎太郎氏が会長を務めていた日本外洋帆走協会で資金を募って、夜間に危険な岩礁の有る場所に船舶航行の安全確保の為に灯台が建てられました。これが隣の逗子海岸ともども石原家所縁の土地でもあるので裕次郎灯台と名付けられました。
写真の裕次郎灯台の横の鳥居は嘗(かつ)ては名島と呼ばれた島で、源頼朝公が別邸を建てていた場所なので日本全国の白旗明神や白旗神社の御祭神である源頼朝公にちなんで祠と富士山を遥拝する位置に鳥居が建てられています。

鎌倉～三浦半島西岸は❝鎌倉石❞と言う砂岩や泥岩の地層と富士山噴火時の噴石や岩盤の地層がミルフィーユ状に堆積しており、三浦半島では地盤が東から西に傾斜して捲れ上がり隆起しています。

一方で大震災が起きると三浦半島東岸～横浜市域の本牧辺り迄は地盤がその下に潜り込む様に沈下する傾向が有ります。

この地殻変動で出来た名島が頼朝公の時代には森戸神社～地続きだったのですが、約800年の歴史の間に弱い砂岩と泥岩の部分は波濤(はとう)に少しづつ打ち砕かれ真名瀬や逗子海岸の砂浜の砂を生成する代償に現在では島とは言えない岩礁に縮小しています。
しかし、その歴史を頼朝公別荘の跡地に頼朝公が富士山を眺めたであろう富士山の方を向けて鳥居が設置されている訳ですね。

真名瀬海岸からは、この裕次郎灯台と名島の鳥居が綺麗に見えるので地元の人や富士山の写真撮影を愛好する人々に人気の撮影スポットに成っています。
一方で森戸神社裏手は荒々しい岩礁の海岸を見る事が出来、気温の低い時期、台風や暴風雨の翌日に行くと空気が澄み海は荒れて波が砕ける先に富士山が見える迫力の有る景色を見る事が出来ます。

見通しの良い砂浜と違い、岩礁は良いアクセントに成り迫力を感じられるのでオススメです。
勿論、穏やかな日も近くは透明、遠くは真っ青に見える海の景色と成り、それはそれで美しいものです。

ですから、日の落ちる前の昼間過ぎか朝に森戸神社を参拝し裏の海岸を見て、日没直線に真名瀬海岸に移動して夕陽の日の入り～マジックアワーを撮影すると、御夫婦でも恋人同士でも家族連れでも感動的な時間を共有出来る場所が、森戸海岸と真名瀬海岸一帯だったりします。

マジックアワーとは何ぞ？と言う人は上のカメラ用語解説サイトが解り易いので参考として推薦して置きます。
他に地域としての見所としては、逗子海岸～森戸海岸～森戸神社～真名瀬等の三浦半島西岸の浜辺では暴風雨で海が荒れた翌日の浜辺で宝貝を拾う事が出来ます。

この宝貝は古代の中国では通貨として使われていた時代も有ったり、日本でも縄文人～古墳時代の人々が装飾品に用いていた物です。

なので紙ヤスリで研磨すると上の写真の様にとても綺麗な輝きを放ち、良い旅行の思い出に成るかと思います。持ち帰ってから磨く工程も有りますから、彼氏彼女、はた又お子さんと一緒に工作しながら次の旅の計画を練ったり楽しい二重の思い出作りにも成るかも知れませんね(笑)♪。
ちなみにホームセンターに行くと目の粗い紙ヤスリ～目の細かい3000番位の紙ヤスリを購入出来ます。目の粗い240番位～3000番まで数種類で磨くと上の写真くらいテカテカに光りますよ～。
この辺りには御洒落なレストランやカフェ、地料理の食堂も複数軒有ります。

食事前提で小旅行に出かけても楽しめる地域だったりします。
上は参考に検索一覧のリンクを張りましたが、ここは御自分達で歩いて直観で探しても楽しいかも知れませんね！

また、神奈川県立近代美術館や山口蓬春記念館も近所に所在しますので、車を駐車し森戸神社を参拝して海辺を散歩した後に美術館見学をして、帰りに夕陽と富士山を見るなんてのも乙ですね～。
【名物】
地たこ

隣接する逗子市と横須賀市は蛸が美味しい事でも有名で、和食に限らず洋食でも地タコを使ったメニューを提供する店が少なくありません。
しらす
これも隣の逗子市や鎌倉市で水揚げされるのでシーフードを扱うレストランなら和洋問わず食べる事が出来るでしょう。
地魚
「おい！それは名物なのか？」と突っ込み入れたくなる方もいらっしゃると思いますが葉山は複数の漁港が有るので三浦市や逗子市や横須賀市と並び、この三浦半島一帯は他の地域より新鮮な魚介を提供する店が多いのは間違いなし！
葉山野菜
葉山町は何気に農家が今でも残っており、ブランド化されていたりします。
葉山牛
葉山町の特産品と言えばコレ！と言った感じでしょうか？生産量が少ないので全国には流通しておりませんので、「海鮮も良いけど肉を食べたいな～」と言う人は折角葉山に来たなら葉山牛を食べて帰るのも良いかも知れませんね。
若干離れた場所も含めて葉山牛を提供している各ジャンルのレストランのリンクを以下に張っておきます。

(鎌倉市小町通)

(横須賀市佐島マリーナホテル内)
※葉山牛はハンバーグのみ

この内、佐島マリーナホテルのレストランと、鎌倉小町通のMOTHER’S of 鎌倉は行った事が有りますがとても美味しかったです。葉山が観光の目的地なら上記の葉山町内３箇所のいずれかのレストランに行かれても良いかも知れませんね。
詳しい営業時間等は上のリンクからGoogleMapで確認して下さい。
他にも提供している御店が有るかも知れないですから、御自分達で御散歩しながら探すのも、きっと楽しいでしょう～。

【歴史】
先にネタバレしてしまいましたが森戸神社から見える鳥居の有る岩礁が源頼朝公が別荘を建てた名島の跡です。

そして森戸神社は元は三島明神とか森戸大明神と呼ばれたのですが、実は伊豆国に源頼朝公が住んでいた時代に崇敬した三島大社から御分霊を鎌倉入府後に相模国に勧進した10社の内の１座の様で、今でも明確に頼朝公によって開かれたと伝わっており多くの人の崇敬を集め反映している場所の一つでもあります。横浜市金沢区の瀬戸神社も元は三島明神と呼ばれ、やはり頼朝公と北条政子様が御夫妻で三島大社の御分霊を勧進して開かれた神社です。
そんな源頼朝公ですが･･･

最近では鎌倉殿の13人の大泉洋サンのコメディ的な演技しか思い浮かばなく成った人も多いのではないでしょうか？

実際はこんなフザケた人物ではなく、自然災害の発生リスクの高い地形や縄文～古墳時代の遺跡が考古学的にも発掘で出土する古代人の聖地をどう言う訳か良く御存知で、それ等の場所に領民の安寧と領地の繁栄を願い多くの神社や御寺を築いた領民思いの良い君主でした。

他方、彼は京都育ちの貴族的な源氏物語に見える様な価値観を有した人物で、一夫多妻制、妻や側室の実家に通う形式の婚姻の通婚の文化で育った為に関東の貧しい武士団とは文化的な側面から異なり、女性に優しくモテた人物でした。

この頼朝公が開いた森戸神社や本社とも言える三島大社の御祭神が大山祇大神(おおやまづみのかみ)です。
この神様は山の神でありながら海上交通のランドマークと成る海の守り神様であり、尚且つ御息女の木花咲夜姫(このはなさくやひめ)が邇邇芸(ににぎ)神と結婚し生まれたのが天皇家(古代は大王と書いてオオキミと呼んだ)の直接祖先だったりするので縁結びや子孫繁栄の神様としても知られています。

海上交通と縁結びの神様である大山祇大神の神社を三浦半島の交通の要所の葉山に開いた際には当然三浦半島を治めた上の三浦一族の人々の請願も有っての事だったのでしょう。
そんな縁起の良い神社なので、現在でも森戸大明神で結婚式を挙げる若夫婦は少なくありませんし七五三の御参りに葉山や逗子や鎌倉の御金持ち(笑)の御家族がいらっしゃる風景も良く目にする事でしょう。
是非、縁起の良い森戸神社～真名瀬海岸の浜辺にデートや家族で磯遊びや御散歩にお出掛けして、頼朝公所縁(ゆかり)の名島の鳥居と裕次郎灯台と相模湾と富士山の景色を御覧に成ってみては如何でしょうか？

他の場所はコチラ⤵️から！

さて、今回の記事はここまでです。

もし面白いと思った方は、読者登録と「いいね」を御願いします～。

シリーズ化したら富士山の景勝地一覧も書き足しますね。
将来的にコンナ⤵感じに纏めたいと思います。



それと鎌倉殿の13人に登場する歴史人物が御祭神として祀られている神社や墓所の有る菩提寺も紹介する記事も富士山の名勝一覧みたいのを書きながら並行してか、それとも書き上げてから、最低１ヶ月に２回位のペースでブログ更新して紹介したいと思います。

では皆さん、桜も満開を迎えこれからチューリップと躑躅が綺麗な季節を迎えますが新型コロナのオミクロン株に気を付けマスク着用、手洗い、うがい、入店前の検温とアルコール消毒、徹底して爆発感染を抑えて経済止めない様に努力しながら良い日を御過ごし下さい～。