羊肉串(やんろうちゅあん)って言う食べ物を御存知(ごぞんじ)ですか〜?
まんま、焼き鳥みたいに串焼きにした羊肉のスパイシーな食べ物です!
香ばしく焼かれた羊肉と香辛料の香りが鼻を抜けて、とても美味しいんです!

これ、下の写真の中華街の「一品閣」と言う店で食べれるんですが、焼鳥屋さんみたいに店頭で焼いて手渡しでも販売してくれます。
この中華レストラン、ラストオーダー深夜01時くらいなので、仕事終わりでも皆んなで安心して行ける上に…

目の前は生演奏が聴けるJAZZ-BARの名店「Wind Jammer」なんですよ!
※Wind Jammer記事は「ココ」←クリック!

だから、JAZZを聞きながらカクテルで少しホロ酔いに成った後、一品閣の羊肉串とビールで本気で飲み直し!
…とか、一品閣で羊肉串たべてから、大人な雰囲気のWind Jammerで飲み直しなんて逆パターンもアリアリなんです。

さて、店の場所ですが…
両方とも中華街のメインストリートの善隣門の近くに在(あ)ります。

羊肉串に話しを戻しましょう。
実はこの羊肉串、中国人は勝手に中国料理と思い込んでる人もいますが遊牧民の料理で、新疆ウィグル族や北疆蒙古族の料理です。
つまり、ルーツはトルコ料理に近い訳です。

中国人は麺料理も中国発祥と思い込んでいますが違います。
麺料理も新疆ウィグル族発祥です。
ですから新疆ウィグル族の料理には羊肉料理や麺料理が豊富に有ります。
麺料理である餃子や刀削麺や本当の拉麵でも新疆人の職人が中国で活躍していますし、中国北方の方が麺料理は発達しています。
あ、そうそう、餃子はイタメシのニョッキみたいに麺料理で主食なんですよ。
だから日本人が拉麵と餃子や餃子と白米をセットで食べるのは台湾人の皆さんや中国人からしたらちゃんちゃらオカシイ話しなんです(笑)。
さしずめ、饂飩(うどん)とオニギリ一緒に食べる様な…
あれ?
饂飩とオニギリは別に変じゃないな(笑)。

饂飩…
実は科学的に饂飩(うどん)の歴史を解明した面白い結果が有りまして…
饂飩が名物の「うどん県」こと香川県で昔から栽培されている小麦は、"中国が唐朝だった時代"に日本に真言密教を広めた"弘法大師空海和尚"が留学先の"西安=長安から持ち帰った小麦"なんです。
その小麦の品種が、遺伝子調査で"現代の新疆(しんきょう)ウィグル自治区の小麦と遺伝子が一致"していたそうです。
しかも!
日本の饂飩(うどん)と全く同じ製法で作る麺が新疆ウィグル自治区には今でも有るんです。
つまり、空海和尚が長安に留学していた当時すでに長安で新疆ウィグル族の麺職人が活躍していた証拠なんですね〜!
凄いね新疆ウィグル族!
麺料理の伝来はシルクロードで繋がり、仏教と共にアジアに拡散して行ったんですね〜。

…面白いですよね?

我々日本人は饂飩を日本料理と思い込み、中国人は麺料理と羊肉料理を中華料理と思い込んでる…
しかして、その実は両方とも新疆ウィグル族の料理(笑)。

新疆ウィグル族は、実は元々トルコ共和国と同じ国でした。
西暦1200年代にチンギスハーンに攻められて、西に逃げ、その後トルコ王朝を打ち立てたんですね。
トルコと言えば、三本指に入る日本の友好国ですが、トルコ料理も世界三大料理に数えられています。
…だからトルコ人と同族のウィグル族の料理が美味しいのは当たり前なのかな?

今日はそんな感じで、羊肉串からシルクロードと空海和尚の時代まで遡(さかのぼ)ってみました!

如何でしたか?
では!又、次のブログで!