歴史オタクの郷土史グルメ旅♪♪      久良岐のよし

主に歴史旅、ときどきグルメ、けっこう富士山と季節の景色の写真大量のブログ。 中の人はオタク指向、でも2次元よりリアルが好き。   好きな曲はPharrell WilliamsのHAPPY♪

タグ:三渓園

小生、資格取得の為に習い事を始めてしまいまして以前の様に丸々週末連休はおろか1日フルに使って歴史散策をするのが難しく成ってしまい、ブログを書く暇も以前の様に確保が出来ず更新も滞っています。
でも写真だけ有ればInstagramにサクッとリール動画にして投稿出来て、それをダウンロードしてYouTubeにショート動画として再UPしてここに再投稿すると言う形なら更新滞らないかも?と思い始めた今日この頃・・・
今日は週末。
週末は習い事の試験で横浜方面に行かねばならぬので自転車で出掛ける用事が有る事が多く、本日は自転車でサクッと片道45分の行き帰りにちょっとだけ寄り道して自由時間を合計1時間半確保してブログを書き始めた頃に紹介した「横浜」の地名由来の寺院の南区堀之内の寶生寺と、三渓園の梅を見に慌ただしく行ってまいりました。
そのリール動画がコレ⤵



[寳生寺]
寳生寺は横浜の地名初出典の御寺。徳川幕府の二代佐渡金山奉行、初代生野銀山代官、本牧代官を務めた間宮直元公の願文が御本尊の十一面観世音菩薩から発見された際に、その古文書に横浜の地名が登場する。
以前紹介した記事リンク⤵  


今日、撮影してきた写真はこんな感じ。
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[三渓園]
三渓園は元々は横浜銀行(第二銀行)やニューグランドホテル、富岡製糸場を経営していた原財閥総帥の原三溪の私邸で明治時代から私邸敷地内の庭園を公園として開放していた。太平洋戦争敗戦によりアメリカに降伏すると日本国の全ての財閥と貴族は解体され彼等の私財はGHQの接収対象にされる事が解り日本文化消滅の危機に際して、三渓園は原家から横浜市へ寄贈する形で貴重な建築文化財群の消滅を免(まぬが)れた。
以前の記事リンク⤵ 

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さて・・・
三渓園を含め、多くの文化財は第二次世界大戦の敗戦時にGHQによる貴族階級解体や神社仏閣の境内地接収により消滅の危機に瀕していました。しかし横浜の三渓園や東京都の旧前田侯爵邸の様に旧富豪階級の人々から国や地方自治体へ寄付と言う形でGHQによる文化財破壊や接収を免れた場所も数か所在りました。

戦争での戦闘や戦後処理だけでなくトルコとシリアでは大地震で多くの人命とともに重要な建築文化財も旧市街区で町ごと破滅されてしまいました。


ロシア、ウクライナは交戦中ですね・・・

既にウクライナ国内では多くの文化財が失われています。
ウクライナ国民もロシア国民も元々は友好的な関係でしたが、双方の指導者の思想的な不協和音と外交的な対立から軍事衝突が頻発し、とうとう昨年からの大規模な戦争に発展してしまいました。
小生は歴史オタクとして日本が第一次世界大戦で戦勝国側にいた時と第二次世界大戦での敗戦時にも、日本と交戦国との間で発生した全ての事件の経験から強く願う事が有ります。

・・・ロシアだろうがウクライナだろうが、ウクライナだろうがロシアだろうが・・・
敢えて平等に国名入れ替えて繰り返し言いましたが、どちらが勝とうが負けようが敗戦する側が日本人が経験した第一次〜第二次大戦中の尼港事件〜日中戦争〜三光作戦〜無能な指揮官の無謀な命令による日本の若者が多く無駄死にしたインパール作戦~アメリカによる在米日本人強制収容〜国家総動員法施行〜無差別空爆〜核兵器使用〜ソ連の同盟破棄~ソ連によるシベリア強制収容~戦後の朝鮮進駐軍・・・
それ等に関する加害者側被害者側両方の経験と同様の経験をしないで済む様に心から願います。




それらの事件では日本も交戦国も経験した無抵抗な婦女子に対する強姦事件や男性に対する虐殺や交戦国民への略奪や私財没収の様な酷い目に、これ以後ウクライナ人もロシア人も双方が遭わない様に心から願います。
小生が信仰する日本の神々と仏教の諸仏、彼等の信仰する東ローマ正教の系譜の宗派のキリスト教のマリア様とイエス様とイエス様の信仰した神にロシア・ウクライナ戦争の終結と両国の双方に分かれて暮らす家族や親戚が分断されないで済む様に願います。

また戦争はいずれ決着がつくかも知れませんが、勝者と勝者の支持国が国際法を堅持し理性的に対応する事を心より願って止みません。
それと既に起きてしまった事に関して死者の供養と被害者被災者の生存者に対するケアをして欲しいと、それはロシアにもウクライナにも、暗躍する中国にもイランにもアメリカにもフランスにもドイツにも主義主張を超えて責任取って適切に行う様に願います。

また、リトアニア、エストニア、ラトヴィアとモルドバ、ポーランド、フィンランドの方々の恐怖にも共感します。

言うまでもなく多大な被害を受けているウクライナの方々にも早く平安と復興の時が刻まれ始める様に心から願います。また家族と財産を失い多くの隣人の死を目の当たりにしてしまった心の傷が少しでも癒される様に願います。
絶望的な廃墟になってしまった多くの都市に、新たな復興都市が築かれ元居た方々の中の生存者が少しでも多く戻る事が出来て、皆さんの御孫サンの世代には開戦前よりも幸福な生活が築けます様に願います。

そして訳も分からないまま西欧諸国から隔絶され先進国から自国が悪役のレッテルを貼られクレジットカードが使えなくなり好きだった日本に来られなくなったロシア国民の皆さん。
本来は親日家が多く穏やかで静かな人の多いロシア国民の皆さん、優しい兄や弟や息子さんを無謀な作戦で亡くされてしまったご家族の皆さんの悲しみも皆さんの神様に癒されますように。
皆さんが多くの国と国交と民間レベルでの友好関係が戻る日が早く来る事を心から願います。

日本で生きる為に友人として友情を育んだ在日ロシア人とウクライナ人の方々が日本で仲良く友人でい続けている様に、両国が開戦前より御互いを理解し尊重する努力を行い和解する努力を怠らない未来が訪れる事を願います。


戦争は嫌だね。
でも日本が戦争に成らないのは自衛隊で日頃安住の生活を制限されて数週間~数ヶ月単位で家に帰らないまま海上で仕事に励んだり、地上で災害救助に励んでくれる自衛官が小生の親族にも友人にもいたりして、その方々の努力が有って日本が侵略されないでいられる事も感謝しています。
なんで戦争したがる国がいるのかね・・・
まぁ、今の戦争を長引かせているのは双方の陣営に加担してる老害と武器商人でしょ。
日本もだけど、65歳で政治家も定年制にして頂戴。
・・・早くロシアとウクライナの戦争が終わりますように。

小生は将来、ロシアか台湾で働きたいと思っています。
台湾は実は親日国として知られている一方で中国での商売で既得権益を得ている人は今の国民党の媚中で知られる様に、自分の利益を守る為に反日的な発想の人も多くいます。
逆に台湾は台湾と思っている人には親日家が多くいます。
それ以外にも小生の台湾人の友人の様に自分は祖父母が大陸から来た中国人と認識していても超親日家の人もいて複雑だったりします。
ロシアは実は台湾並みに親日家が多いのですが、政治的な理由で当然ながら日本を嫌いな人もいます。

まぁ、どうせ働くなら少しでも日本と日本文化と日本人を好きに成って貰う為に働けたら良いなと思っています。
ロシアはこの先、過酷な状況に陥る様に感じています。
それを喜ぶのはアメリカよりも中国だとも思っています。資源の豊かなロシアは商工業では弱い国ですから当然ながら今のウクライナ戦争で必要と言われる1000兆円とも言われる戦費は、中国から借りまくってる事でしょう。
ロシアは戦争に勝たないと中国人の過酷な借金取立てに遭い従属国にされるのが分かっているから絶対に戦争を止めれないと小生は思っています。
そしてウクライナの国土はウクライナ軍、ロシア軍と言う人命を使った武器商人達による兵器見本市化されており、またウクライナとロシアの資源を狙う国々が戦争継続の黒幕だとも思っています。
ロシアも戦争を止めれませんが、アメリカ・フランス・ドイツ・イタリア・トルコ・イラン・中国が武器供与したり自国の立場の優位性を確保する道具にしたりと両陣営とも決定的な優位に成る様な武器供与を誠心誠意行わないのは、ウクライナもロシアも双方とも仲間のフリをしている連中が実は本当の敵だからだと思います。

ウクライナも本当に信用して良いのはイギリスとフィンランドとバルト三国位じゃないでしょうか?
日露戦争の時も本当に日本にかけてくれたのは英国と英国のユダヤ系の人々だった訳ですしね。
フィンランド、バルト三国にとっては他人事じゃないでしょう、そして日本人にとってもね。
逆にロシアが信頼するべきは嘗ての陣営の枠を超えて、民間人レベルでは相性の良い日本人だったんじゃないかな~?と観察していて思います。
中国は、香港や台湾と日本との関係を見ても分かる通り、協力を仰いだり重視してる大切にしてると言っても頭が変われば背中から刺してくるし平気で友人を地獄に落として財産を奪おうとする国なのは、胡錦涛さん以前と習近平政権以後でハッキリ日本に対する外交軍事政策が友好共栄→敵対に代わっている事からも明白ですよね。
今ロシアが疲弊して急速に戦費を増大させ尚且つ若いロシア人男性が多く戦死しているのを一番喜んでいるのはアメリカじんではなく、ロシアを資源の出所くらいにしかみていない中国人とドイツ人とフランス人でしょ。

ロシア人ともウクライナ人とも誠実に向き合えるのは一見してウクライナに武器供与せず非協力的に見えたり、国としてのロシアとは外交的に対立している日本人だと思うのです。
日本だけが戦勝国と敗戦国の両方を経験してるし、人間同士が殺しあってる場合じゃないってのは災害国だから良く解ってますしね。
日本は中国と違って政治では裏表有りませんし、フランスのマクロンの様に他国を利用したり他国の産業を盗み取ろうとしたりもしませんし、ドイツの様に二枚舌なんて出来ませんしね日本の国会議員は外交音痴ですしwww。

戦争はね~、負けると文化が無くなるし戦場に成っても文化財が無くなるし、だから始めると止めらんないんですよね、原爆が落ちるか主戦論者の指導者が死ぬ迄。
豊臣秀吉が死んで徳川家康公が登場したり、相手が男女問わず性交依存って私欲にしか興味が無い様なバカ殿がたまたま国外戦争反対のお爺ちゃんの真似っこ乞食で依怙贔屓されて権力闘争に勝って、実際は後継者第一候補だった徳川忠長公が自害させられて、明への援軍派兵論者の徳川忠長公が自害させられた事で戦争起きずに済んだみたいな超展開でも起きないと、ウクライナとロシアの戦争は止まらないし、以後の紛争継続の火種も消せないでしょ。

さて、明日中(本日2023年02月12日)に先週書きかけていた記事をUPします。
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昨日、三渓園に行ってきました。
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国指定名勝 横浜三溪園 
(旧原財閥総帥 原三渓私邸)
結論から言うと2022年の見頃は12月第一週位迄かと思います。
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ちょっと11月末週末現在の三渓園の様子を紹介する前に・・・
三渓園がどんな場所かと言う解説記事は過去に記事を書いているので、ソチラを参考に読んでみて下さい!
下にリンクを貼ります。


私事ですが実は先週の水曜日から微熱と頭痛が激しくてコロナ抗原検査キットでも陰性で、仕方なく休んでも改善せず祭日でもやってる病院を受診しようとしたのですが多くの病院で発熱外来を拒否られて、その中で1軒だけ翌日に発熱外来の予約を受けてくれた病院に行きまして。会社を休む事3日目で漸くPCR検査を受けられました。
で、昨日結果が出まして目出度くと言うか普通に陰性でして、御医者様曰くストレス性の発熱と頭痛だろうと言う事でした。
そんな訳で頭は痛いのですが、こう言う時は気分転換をしないと自分が潰れます。
幸い昨日の午前中にPCR陰性の結果も出たし、家に閉じこもる必要が無く成ったので三渓園に紅葉を見に行く事にしました。
最近離婚して独身に戻り自由に景勝地散歩出来る様に戻った20年来の友人(それも鬱展開だけどね)がいるので、ソイツを誘って御互いの気晴らし兼ねて食事と紅葉狩りに三渓園に行ってきました。
まぁ、三渓園を歩いてる間も頭痛は収まらなかったのですが。
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最初は横浜駅で待ち合わせしたのだけど、ソイツが神奈川区の市営地下鉄沿線住人なのでバスの発着の都合が良い桜木町に待ち合わせを変更、桜木町~バスで本牧で降車して先ず腹ごしらえ。
山手~本牧~三渓園の商店街には様々な飲食店が有るので友人と和食が良いか洋食にするかバスを降りてから食べたい物を相談、向かったのは以前から気に成っていたラ・オハナ。
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ラ・オハナ 横浜本牧店
この店はスカイラークグループの展開するハワイ料理の店で、なんと1号店。初入店だったが値段もそんなに高くなく何より店の内装も綺麗で可愛く料理も美味しかった。
小生は平素アルコールは飲まないのでスムージー。
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友人はハワイのビールとアサヒの生ジョッキを飲んだ。
頼んだ料理はシェアして食べたので、昼から居酒屋にいるようなでも料理は洋食。
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サーロインステーキ、ガーリックシュリンプ、コブサラダ、バッファローチキン。
あと写真撮り忘れた小生がアルコール飲まないので頼んだ牛テールスープ。
めちゃ美味い上に、+スムージー、+アルコール2杯、これだけ頼んで7700円くらいだった!
料理の質と味と店の綺麗さからしたら安いでしょ。
で、案の定頼み過ぎで二人とも腹パンパン。
丁度良い腹ごなしに三渓園迄の900m+三渓園で半日散歩に向かう。

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亀の子石神社
途中に有るのが亀の子石神社。
何かここは喉の病気の治癒の御利益の昔から土地の人々が信仰していた神社で、亀を供養したら亀が石に成って、それが御神体らしい。その亀の御利益で喉の病気が治るとか確か説明看板に書いて有ったけど余り詳しく覚えていない。
亀の子石神社を過ぎて直ぐに三渓園の正門。
昼到着時は撮影を忘れたので、帰りの夜間ライトアップの写真で失礼します。
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国指定名勝 横浜三溪園 
(旧原財閥総帥 原三渓私邸)
う~ん素敵!
ここからは余り詳しい解説抜きに見た順路順に写真を掲載していきます。
さて正門をくぐると池越しに見る三重塔。
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夜間ライトアップ期間の三渓園を見るなら日没は17時位ですから、15時位から行ってゆっくり昼間の内に紅葉の様子を見た方が良いでしょう。
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そして一通り見て廻り茶屋で団子を食べてると16時30分位から夜間ライトアップが始まり、夜と昼の景色を両方見られます。
池の右手を進むと珍しい日本建築なのに車寄せの有る家屋。
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これが三渓園が原財閥の私邸だった時に母屋だった場所で、現在は結婚披露宴等でも使える様です。
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池の途中、藤棚の有る辺りから見る景色が小生は一番好きなのですが、余計な火力発電所の煙突が真ん中に飛び出ているのは御愛嬌(笑)。
この景色も夜に成ると池にライトアップされた三重の塔が映り込んで綺麗ですよ♪
その様子はまた後で。
池を進むと右手に一見行止まりの様なエリアが有りますが、ソチラに進んで下さい。
三渓園
上の衛星写真をクリックして拡大して見て下さい、三渓園の池の右上、臨春閣と言う建物が有りますが、ソチラが戦国時代~江戸時代の大名が使っていた建物が多く移築され保護されているエリアです。
この緑地帯全部が原家の私邸で、戦前に財閥解体まで在住されていた頃から市民に公園としても公開されていました。
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右手に回ると紅葉の綺麗な直線の道が現れ、この奥に沢山の比較的古い建築文化財が集まっています。
でもこの通りのすぐ右手にも綺麗な通路が有ります。
昼の写真を撮影し忘れたので先に夜の写真を御見せします。
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この通路の入口の門は京都の平安神宮の近くに有った西方寺の門でした。
門をくぐると昼も夜も素敵な雰囲気の石畳の道が現れます。
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この道を真っ直ぐ進んで左手に折れると先程の紅葉の道に復帰します。
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この奥に進むと臨春閣と言う池の傍に素敵な建物が現れます。
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この建物が江戸時代の紀州徳川家が紀ノ川沿いに建てていた別荘です。
更に進むと御堂が見えます。
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この御堂は元々は京都の臨済宗大徳寺に豊臣秀吉が母親の病気平癒祈願に建てた物で、明治時代の廃仏毀釈で仏教施設が弾圧された際に他の建物同様に原家が買い取り移築して保護した物です。
この背後の銀杏が綺麗なので、また後で写真を順路ごとに御見せします。
ここを進むと橋に紅葉が映える素敵な場所が有ります。
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小生はここが三渓園のビュースポットの内に五本指に入る1つだと思っています。
この横の紅葉は今が見頃でした。
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橋を渡ると右手に臨春閣があり、狩野探幽等が描いた襖絵や秀吉家臣から大名に成った藤堂高虎が使っていた手水の鉢などが有ります。
更にここを進むと山側の綺麗な日本建築が多く山間に見えてきます。
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先には旧鎌倉の心平寺の本堂が見えてきます。
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この辺りの紅葉はハッキリと紅葉してる樹と今年は紅葉し無さそうな樹がハッキリ分かれています。
階段を下りて別の道に進みます。
階段の下から右手に又山道を進むと聴秋閣と言う建物が有ります。
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その裏側の山道は紅葉シーズンのみ公開される三渓園最大の紅葉スポットです。
今年はこれから紅葉する部分が未だ有りますが、紅葉する前に海が近いので塩害で枯れている葉も多く有りますね。
ここが一番の紅葉スポットと言う理由は普段非公開の聴秋閣の道からは紅葉と聴秋閣越しに三重塔を撮影することが出来るんですね。
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構図は良いでしょ?
今年は11月末時点では未だ紅葉の発色が良くない樹も多いですね。
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発色悪くてもソレなりに綺麗。
下は過去写真ですが綺麗でしょ?
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でもこの写真を撮影した頃は三重塔が見える構図が有る事に気が付いていませんでした(笑)。
さて、同行した友人はこちらのエリアに紅葉シーズン入るのが初めてだったらしく未だ発色の悪い状態でも満足だったようです。
聴秋閣を下りて右手に回ると、先程の秀吉が母の為に建てた建物の裏手に回れます。
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そこから見る大銀杏の葉の絨毯と空を覆う緑と黄色の天蓋がとても美しい。
こちらは今週中にもう見頃は終わるかな?
他の紅葉は週末以後も見頃の場所も有りそうです。
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銀杏の順路を進むと臨春閣の前に戻ります。
で、三渓園の正門から見える大池の方に戻る途中、先程の紅葉の真っ直ぐな道の横に三渓記念館と言う三渓園の資料館兼美術館が有り、屋内の椅子に座って三渓記念館の小池の紅葉の景色をゆっくり見る事が出来ます。
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他にも多くの美術品も展示されているので、ここも必見です。
さて、昨日は偶然猿回しの芸を見る機会が有りました。
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予想外に大きくて余り可愛くなかった(笑)。
三渓園は通常、三重塔は非公開ですが、現在は池の前の茶屋の右手側の登り道から三重塔を見に行く事が出来ます。
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この三重塔は京都の燈明寺から移築された物です。
燈明寺の裏は現代では埋め立て地に成った工業地帯の海が広がっています。
三渓園側を見ると海側の横浜とは異なる田舎の様な景色が広がっています。
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ここから下に直接降りる事は普段出来ないのですが今の期間は通行が昼の間だけ出来ます。
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まぁ、御覧の通り傾斜が急なので普段は通れないんでしょうかね。
そこから降りると三渓園の左奥のスペースに辿り着きます。
三渓園
上のGoogleMap衛星画像で初音茶屋と表示されているエリアですね。
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こちら側も紅葉がちらほら有り、渓流があるので又、臨春閣のエリアと異なる田舎の様な景色を楽しむ事が出来ます。
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こちらは椿も綺麗でしたよ。
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そこから奥に進むと移築された北鎌倉の東慶寺の旧本堂が有りますが、そこまで渓流が続きます。
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残念ながら旧東慶寺本堂は修繕中で見学できないので渓流の奥に進むと左奥に岐阜県から移築された豪農の合掌造りの家屋を見学できます。
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その手前の紅葉も綺麗でした。
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この頃、丁度友人と見学しだして16時も過ぎて空が薄暗く成る時間帯でした。
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この建物の中にも会入れるので皆さんも見学されてみて下さい。
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今回撮影していませんでしたが、火が焚かれた囲炉裏や当時の生活空間や執務空間、台所なども見学できます。
田舎が無い都市出身の方々には良い経験に成ると思います。
さて、合掌造りの建物を見学終わり、友人と茶屋目指して戻る途中も景色は素敵です。
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横笛庵と紅葉。
う~ん、今年は伊勢原市大山の紅葉は発色が良かったのに三渓園は紅葉せずに枯れちゃってる葉がやはり少し多いかもしれない。
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発色悪くても綺麗ですし、未だこれから紅葉も深まるでしょう。
下の建物は旧燈明寺本堂。
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この建物は戦前は無く、この本堂の裏には神社が有ったのですが第二次世界大戦中に空爆で神社が壊され、燈明寺の旧本堂をコチラに移したそうでうす。
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本堂には観音様が祀られていて拝む事が出来ます。
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この御地蔵様を過ぎると橋が有り、そこから見る景色も綺麗です。
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良いでしょ?
夕暮れ時に成るとこの橋の上から川に映る三重塔が綺麗ですよ。
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これから三渓園に紅葉を見に行く人は是非、こちらも暗く成る寸前と暗く成ってから歩いて見て下さい。
さて、ここから友人と池の横の茶屋で団子で休息、友人はビール、小生はノンアルのレモン酎ハイ風の飲み物。
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オススメは黒蜜きな粉。
一服してから又散策開始。
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うむ、段々と夜は夜の綺麗さが際立ってきましたな。
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また入り口側から夜景の風景を今度は順路説明なしで張り付けまくって今日のブログを終わります。
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さて、三渓園綺麗だったでしょうか?
例年神奈川県内の紅葉の見ごろは11月下旬~12月中旬ですが今年は1週間くらいは早目な漢字でしょうか?
是非今週中~週末~来週頭位に紅葉を見に行ってみて下さい。
御参考までに⤵


今週中、金曜日の夜中に書けたら鎌倉の紅葉名所の個別紹介を書きたいと思います。
では皆さん、又次の記事で御会いしましょう~♪
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写真貼るだけ~
今日は仲秋の名月

帰路、石川町から歩いて三渓園行こうと思ったらデジカメを持って来るの忘れてました。
今からデジカメ取りに先ずは家帰ります。
車で三渓園の観月会の夜間ライトアップと満月撮影に行く。

夜の元町なかなか綺麗でしょ?
元町⤵️
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元町公園⤵️
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エリスマン邸⤵️
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山手234番館⤵️
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山手聖公会⤵️
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山手十番館⤵️
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外人墓地⤵️
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港の見える丘公園⤵️
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・・・で、家に帰って車で再度本牧半島の三渓園に行って来た。
三渓園の入口⤵
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入って直ぐ池の周り⤵
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鶴翔閣⤵
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白雲亭辺り⤵
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・・・5年前の2万円のデジカメじゃこんなもんだね。
又、池の前⤵
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旧灯明寺本堂側⤵
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旧灯明寺本堂⤵
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御月様🌝⤵
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・・・結論!来年ちょっと良いデジカメとカメラ性能の良いスマホ買いたい。
観月会は3日までやってます。
満月は2日の午前4時ですから、2日夜もほぼ満月。
皆さんも見に行っては如何でしょうか?

未だ月見団子や月餅を食べて無い人は御月見しながら食べてみてね~🍡
皆さんにとって実り豊かな秋に成ります様に~🌕♪
祝大家中秋节快乐!
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国指定名勝 横浜三溪園 
(旧原財閥総帥 原三渓私邸)
【景観】★★★
 戦国時代の文化財建物群
 &紅葉のコラボした絶景!
【電車】 
 元町中華街駅・・・所要時間25分
 中華街入口バス停で乗換16分~
 ~桜道降車~徒歩8分。
 根岸駅   ・・・所要時間15分
 バス乗換6分~間門小学校降車~
 ~徒歩8分。
 根岸駅   ・・・所要時間20分
 バス乗換9分~三の谷降車~
 ~徒歩10分。
【  車  】★★★
 駐車場有り、但しオンシーズンは
 入庫待ち1時間。
 裏技として本牧市民公園の駐車場
 に駐車すると待たないが、そちら
 の出入口は閉門時間が早い。
【休憩】
 園内に御茶屋サンが3軒有る。
 周辺商店街にも飲食店有り。
オススメpoint( •͈ᴗ•͈ )       
 織田有楽斎、豊臣秀吉、徳川家康や
 大名の城から移築した建築文化財◎
 文化財と広大な庭園と紅葉コラボ◎

 原財閥、原三渓の私邸だった歴史◎
 御茶屋が3軒あり団子美味しい◎
 入口にも御煎餅屋さんとか有る◎
注意するpoint(•ω•)       
 紅葉シーズン駐車場メチャ待つ。
 池の右奥のエリア見落とすな!
 
聴楓閣は秋期限定公開。
 夜間ライトアップは期間限定。
――以下 詳細( ゚∀゚)つ ダョ♪⤵――
——入口周辺——
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——池の右奥側——
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——池の左奥側——
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——観月会(期間限定夜間ライトアップ)——
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——三渓園茶寮の団子——
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——猫沢山いるよ~♪——
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交通
紅葉シーズンと春の桜の季節は駐車場が混み合うので早い時間に訪問する事をお勧めします。
15時以降は聴秋閣等の多くの建築文化財の在る区域が封鎖れてしまいますので、土日の場合は駐車場に入るのに1時間は余裕を見て置けば間違い無いでしょう。
裏技としては本牧市民公園の駐車場に停めて、本牧市民公園側の入口から入ると待ち時間が無く駐車し易い。しかしそちらの出入口は閉門時間が早いので午前中~正午頃の見物に向いています。
紅葉シーズンは公共交通機関での来園を推奨します。
【見所】
何も予備知識が無い人は説明の看板をちゃんと読まないでスルーすると・・・
「すっごい!綺麗だな~」
・・・と言う感想で終わってしまうが、ちゃんと説明書きを読むか、このブログ記事を読んで予備知識を持っていくと‟目玉ブっ飛ぶ”位にたまげる事に成る建築文化財群・・・。
どれもこれも、元は徳川家康公が京都伏見城に建てた茶室だったり、織田信長公の実弟で名茶匠として知られ東京有楽町の地名由来にもなってる織田有楽斎の使っていた建物や、豊臣秀吉公が母親の為に京都の大徳寺に建てた建物等を、明治政府の廃仏毀釈(仏教弾圧)の発生時に原財閥の総帥だった原三渓が私財で買取り建物を部材に解体して船で輸送し当時原家の私邸だった三渓園に移築し保護し、三之谷と呼ばれたこの土地の大庭園化が始まった
しかも明治当時に公共福祉を意識して原家私邸の三渓園を公園として無料公開し、一般市民も散策する事が許されていた。原三渓の友人だった芥川龍之介等の著名人も散歩しに訪れていた。
その後、第二次世界大戦の敗戦時にGHQによる財閥解体で原家単独の維持管理が困難に成ると横浜市に‟寄贈”された。現在では国により‟名勝(すごい風景の場所)”に指定されており、三渓園全体も文化財扱いに成っている。
原三渓本人が大経営者でありながら日本画家として有名で、建物の配置と紅葉や桜の配置も計算され尽くされており‟スペシャルな紅葉の景色”を見る事が出来る。
・・・横浜市とは思えない凄まじい梅と桜と紅葉の名所。
※なので説明の看板は熟読する事を推奨!
特に聴楓閣等の重要文化財の多い池の右奥のエリアは初見だと入口を見落とし易いので要注意!
【催事】
観月会の中秋の名月の前後と桜の季節のみ夜間ライトアップされる。
今の季節のみ紅葉の古建築公開され、重要文化財の聴秋閣、林洞庵の近くで紅葉を撮影出来る。
聴秋閣は裏山が普段非公開で撮影出来ないので、紅葉シーズン限定の撮影チャンスです!
【名物】
“三渓園茶寮”で、三溪碗(さんけいわん)と言う三種類の味の御椀に盛られた美味しい手打ち蕎麦がオススメ。 
3つの茶屋とも団子各種と抹茶を楽しめる。
【歴史】
原三溪(旧原財閥当主、横浜銀行・富岡製糸場の創設者、関東大震災横浜復興の恩人)・タゴール(インドの文学者)・芥川龍之介 
原三渓や当時の浅野財閥等の横浜の富豪は関東大震災で横浜市街地が壊滅した際に、私財を持ち出し横浜復興に貢献する等、商人の鑑とも言える功績を立てた人物でもある。
【関連記事】



——紅葉の名所一覧へ⤵——
 

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金曜日、この日の当初の予定は小田原市に行き曽我梅林と小田原城を見て廻り、夕方から湯河原町に移動して湯河原梅林の夜間ライトアップを見物する予定だったが、午前中は生憎(あいにく)と観梅には適さない空模様で予定を変えた。
横浜中央図書館に午前中出掛けて、午後の帰路そこから順繰りに梅の名所を幾つか見て廻る事にした。
中央図書館の次は三渓園、環状3号線に出て大船フラワーセンターへと遠回りしてから円海山の麓に戻って来る事にした。
横浜中央図書館の在(あ)る野毛から車で中区本牧半島の三渓園に行こうとすると“平戸桜木道路”を少し南下するルートを通るので、途中で日ノ出町の旧問屋街に乾物問屋や駄菓子問屋が今も少し残る界隈を通る。
ちょっと気に成っていた問屋さんが有ったので立ち寄る事にした。
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佐野屋本店

今では本当に少なくなってしまった玩具や駄菓子の問屋サン。時代の流れで流通形態も変わり町の中の駄菓子屋もコンビニの登場で役目を横取りされ、玩具屋サンも家電量販店に市場を奪われた。
大きな店が各主要駅と幹線道路沿いに出来た代りに、住宅街の身近な子供のコミュニティーは破壊され消え失せてしまった。
たまにブログも自分の部屋以外で書きたくて息抜きに地区センターに行くと、子供達は公園でボール遊びをする事も無く成り夏は横浜市内各区の地区センターのロビーで冷房泥棒しながらゲーム機やカードゲームに興じ、肥満児と眼鏡っ子の割合が異常に高く成っているのが目につく。
・・・日本の子供大丈夫か?とか思うが中国に仕事で行ってた時の事を思い出すと、中国の子供の方が公園すらろくに無いし空気も悪く不健康な環境で育ってるなと、外で遊びたくても遊べない中国の子達と比較してしまった。
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佐野屋サンは駄菓子と玩具の両方を取り扱っている問屋さん。でも昔と違ってプラモデルなんかは家電量販店に市場完全に奪われて現在は本当に玩具と言える玩具しか取り扱ってない。
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「御店主に写真撮って良いですか?」と聞いたら快く許可して頂きました。
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本当、甥っ子とか連れて来たら喜ぶだろうな~珍しい物が沢山有って。
でもウチの妹の所の甥と姪は、甥が私立の小学校に入学決まったし下の姪が今度は小学校受験準備で遊ぶ時間を確保出来ない様だ。
横浜に遊びに来たら連れて行ってあげよう。
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何故かジャニーズのアイドルのポスターも売っていた。需要は有りそう。
佐野屋サンの2Fが駄菓子コーナーなのだが買物に一生懸命に成って写真撮影忘れていた(笑)。
巨大なマシュマロの袋詰めを購入して職場に持って行き主婦連中に差し入れし、山分けして持って帰って貰った。
そこから小生は今度は横浜三渓園に梅を見る為に移動。
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小島屋(雷神堂)
三渓園の手前に小島屋サンと言う巣鴨が本店のフランチャイズ“雷神堂系列”の手焼き煎餅の店が在るのだが、ここの割れ煎餅が美味しくて三渓園に来ると大体いつも購入する。
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でも生憎と寒い金曜日で人手が少なく、この日は販売して無かった。
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国指定景勝 横浜 三渓園(旧:原財閥邸宅)三渓園は以前は入場料金500円だったのだが、横浜市は中田市長以来“緑税”の緑地公園整備費を徴税し始めたのに一昨年から三渓園の入場料を林文子市長が800円に値上げしてしまった。
何でだろうね?税金徴収してるのに300円もの値上げに矛盾を感じる小生。
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ともあれ三渓園はとっても和(なご)むので好き。
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本当に花の綺麗な日本庭園。
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そして重要文化財指定された日本建築が日本各地から移築保護されている。
その建物のどれもが各季節の植物に良く合い四季を通じて散歩と軽食を楽しめる。
三渓園を入口から入って来て右手奥に廻って行くと織田信長公や豊臣秀吉や徳川家康公や織田有楽斎所縁の建築文化財が多く有るエリアが有る。
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臨春閣という建物がこの写真の右側の映ってない所に在るのだが、今年から屋根の吹き替えで向こう三年位は工事中だそうだ。ここは秋の紅葉がとても綺麗なのだが完璧な風景を見るには3年間は我慢が必要らしい。仕方ない。
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そんでも充分に風情を楽しめる。
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2019年03月01日は白梅も綺麗に咲いていました。
三渓園の真ん中の池の畔に戻る。
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旧灯明寺三重塔と梅と松の縁起良い美しいコラボ。後は竹だけ有れば完璧なんだけどね(笑)。
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ここの梅は少しだけピンクがかっていて綺麗だった。
三重塔の山の下、池の畔に小生行きつけの茶屋が在る。
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午前中、Twitterでフォローしてる縄文時代の遺跡のど真ん中に奥宮と聖地が有る相模原市の有鹿神社さんの古代から続く“水引神事”に参加する予定だったのに…
深夜に職場から帰宅し更に家でも作業をしていたら既に早朝5時、神事は9時半から。
出発予定時刻は8時前を目途にして少し仮眠をとった。
…つもりが、起きたら9時、当然横浜から50km以上も離れた神社に間に合う訳が無い。
この水引神事と言うのは一度断絶したのを北条家の殿様が1575年に復興した神事で、玉縄北条家や与力の間宮家の顕彰活動を行っている小生は当然参加し宮司様に取材をしないといけない行事だったのだ。
落ち込んだ。
 
諦めて不貞寝した。天気も雨で神事に参加出来ず陰鬱とした気分だった。
 
昼過ぎ、少し気力復活。
もそもそ動き出す。午前中に雨風強かったので恐らく満開に成ったであろう桜が心配。
気分を切り替え桜の写真撮影に行く事にした。
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最初の訪問先は御寺の歴史が1300年以上有る横浜市南区の弘明寺。その旧境内参道に広がる弘明寺商店街と大岡川沿いの桜並木。
この桜並木は弘明寺~日ノ出町まで直線距離で約5kmも続く。桜並木は川に沿っている為、実際は7km程度は有るだろう。
更に上流の笹下川近くまで桜並木は続くので、全長にすると10km位は有るかも知れない。
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見慣れないピンクの緋桜が目を引いた。
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説明板が有り“横浜緋桜🌸”と言う品種だそうだ。横浜市民なのに知らなかった。
先日、横須賀市安針塚近くの住宅街で見たのも、横浜緋桜だったのかも知れない。 
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弘明寺近辺だけ散策し、屋台でタコ焼きとお好み焼きを朝食兼昼食に食べた。
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味は普通だった(笑)。食べ終わってから川下へ1km位歩いてから又戻り、今度は遊歩道へ降りてみた。
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川の遊歩道から写真撮影をしたりと楽しんでから、親子連れやカップルの幸せそうな笑顔を見てこちらまで幸せにして貰った。
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川面(かわも)に浮かぶ花弁(はなびら)がとても綺麗だった。
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 う~ん、仲良し親子!
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元気に遊ぶ子供達!うむ!浜っ子とは斯(か)くある可(べし)だ!
この子達の様に冒険心を持って遊んでこその浜っ子だ!
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車を泊めた商店街の駐車場に戻る途中にカフェが桜ソフトクリーム成る物を販売していた。
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それを買って見た。
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食べると、桜フレーバーが香って美味しかった。
他にも酒屋の川松屋サンが弘明寺オリジナルの日本酒とビールを販売していた。CIMG3043
これ、興味有る人は酒飲みには少なくないだろう。
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良い地域振興の試みだと思う。まぁ、小生は普段酒は一滴も飲まないし、飲んでも神奈川県名産の梅を使った田浦梅林の梅酒や横浜大倉山梅林の梅酒なんだな。だから購入しなかったが目を引く素晴らしい商売だと思う。
駐車場に戻る前に弘明寺さんを山門前から御参りしてから次の目的地に移動したのが15時位だったろうか?
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その後、中区の根岸森林公園に移動。CIMG3047
根岸森林公園は日本最初の競馬場として幕末に建設が始まり明治時代に完成し太平洋戦争直前まで使用された横浜競馬場の跡地を利用した市民の森林公園だ。
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 広大な芝生に桜林と梅林、遊水池が有る。恋人同士や子供連れの良いピクニックの場所に成っている。
他にも競馬発祥地だけあり馬やポニーに乗れる馬場と、“馬の博物館”等も有る。
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チューリップの花がもう直ぐ開き見頃に成りそうだ。
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 そう言えば、東京都羽村市のチューリップ祭りも開催されたそうだ。観光協会に問い合わせたら横浜と同じく見頃は15日位だろうとの事だった。
羽村市のチューリップ祭りは本当に素晴らしいので興味の有る人は 以前の記事↓を読んで欲しい。

さて、話を根岸森林公園の横浜競馬場跡に戻す。CIMG3068

幕末以来の競馬場史跡なので戦後、米軍に接収された区域には未だに当時の競馬場史跡“一等馬見席”の西洋の城の様な立派な建物が現存している。
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これはいつ見てもカッコ良い。

現在は米軍管理下で手入れが行き届かず、部分的には荒れているが…
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それでも凄くカッコ良い!
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 これ、何でTVドラマや映画の撮影で使用されないか横浜市民として不思議でならない。
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 やはり、米軍の敷地内なので許可が下りないのだろうか?
そろそろ横浜市か国の文化庁に返還されて重要文化財指定の上で再整備して赤煉瓦倉庫みたいにショッピングモールやカフェのテナントを入店させても良いんじゃないかと思うが需要が有るかは微妙な所ではある。
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 まぁ、場所柄ホテル等に転用出来れば、米軍の将校の方々の家族の来日の際は宿泊等も見込めたりして?

森林公園部分に話を戻すと公園内には多くの立派な桜の林が有る訳だが、桜の根元には菜の花も咲いておりとても綺麗だ。
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午前中は雨天、午後も霧雨が降ったが、それでも付近の山手地区や本牧や米軍基地用地に住む異人サンや日本人が一緒に花見の宴会を開いていた。
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 リア充も多数出没。
緑豊かな場所なので雨が上がってからは子連れの親子も遊びに何組か来ていた。
幸せそうで羨ましい( ´艸`)!
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そう、思わず顔文字で(笑)を( ´艸`)と表現したく成る位に温かいホッコリを分けて頂いた。
その幸せは普通の様でとても大事なものだから大切にしてね♪
あの子達がずっと幸せに育ちます様に!
パパさん、子供の為にも伴侶の為にもシッカリな。
ママさん、あんまりパパさんにガミガミ強く言わないでね(笑)。
根岸森林公園の近くには松任谷由実が荒井姓時代に歌った「海を見ていた午後」の歌詞の舞台“ドルフィン”と言うレストランも在る。今日は行かなかった。
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※昨年の写真。車に乗り込み次の目的地の国指定名勝 三渓園に向かったのが18時少し前だった。

三渓園はこの桜の時期と紅葉の時期は駐車場が混雑して中々入れない。
まぁ、小生は時間に余裕も有るのでそれを見越して車中でTVを見たりiPodで曲を聴きながら順番を待ち19時頃に駐車に入る事が出来た。
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今年の桜は近年中一番発色が良く、1本の樹木に対する花弁の密度も多い気がする。
とにかく、見頃だった。
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 枝垂れ桜だけはま未だ少し早い様で、12日位が見頃に成りそうだ。
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相変わらず、この時期に行われる桜のLight up行事「観桜の夕べ」の演出は素晴らしく三渓園の庭園と見頃を迎えた桜の調和した美しさが他所の夜桜の演出よりも際立っている。
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恐らく日本屈指の夜桜の美しい風景だろう。
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まぁ、美しい庭園に在る分、少し反則なんだが(笑)。
これに対抗出来るのは高遠城や弘前城程度の名所じゃないと無理じゃないかと個人的に思う。
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午前中は、いつもの自分なら出発してから仮眠するのに、先に仮眠をして寝坊し貴重な体験をする筈が台無しにしてしまいクサクサしたが、午後は桜🌸達と幸せそうなカップルと家族達の御蔭で幸せな時間と成った。

桜を一頻り見て、帰りにスポーツジムに行き1時間ばかり汗を流してから、銭湯の大浴場の湯船に入り肉体的にも癒されて帰宅した。

ふむ。桜と皆の幸せそうな笑顔の御陰で午前中のブルーも吹き飛び良い一日と成った。
参加出来なかった神事、ちゃんと後日、宮司様に取材に行かないと北条家の顕彰文の記事にかけないな。
…幸せと同時に新たに行うべき事が出来た。

では、皆さんおやすみなさい♪

あ!そうそう、三渓園のライトアップは明日までですが、桜自体は12日頃まで楽しめそうですよ!
三渓園のアクセス方法は前回の記事に掲載して有ります。

コレ↑ね。
では皆さんにとっても良い春の日と今週が成ります様に♪
今日寝坊して御会い出来なかった有鹿媛様と有鹿彦様の夫婦神様に祈願しておきます( ´艸`)ブハっ(笑)。
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前日、台湾の友人夫妻来浜→ ←これの続き。2日目。
台湾の友人夫婦が横浜に遊びに来てくれた2日目・・・
この日は朝から中華街のホテルに二人をピックアップし、藤子F不二雄ミュージアムに行って来た。
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ここは完全予約制で、ローソンでチケットを購入しないと入れない。
当日券は販売していない。来館者が快適に見学する為の配慮だ。
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まぁ、関連商品も沢山売っているので、御土産にも困らない。
小生の友人は日本が大好きでいてくれて、度々遊びに来てくれるのだが、今回訪問先と成った川崎・横浜・横須賀・三浦を含めた神奈川県は初めての旅行先だそうだ。
東京が近い弊害で東京より見る場所が多いのに海外の旅客にスルーされる事の多い我が県、何とか楽しんで欲しく、事前に友人(御妻君の方)と旦那さんの要望をリサーチして訪問先を分単位で計算して計画を立てていた。
しかし、この日は小生がドジをやらかしまくった。
高速で第三京浜川崎出口を降りた際、道路が複雑な進路変更が必要で道を間違えた。
更に、のちに話すが家系ラーメン総本山吉村家を食べさせてあげる事が出来なかった。
う~ん・・・
まぁ、話を先に進めると、友人(御夫君)が幼少の頃ドラえもんが大好きだったので、ここの存在を知った友人(御妻君)が小生に行きたい候補として事前に通知してくれていたのでチケットを予約しておいた訳だ。
入場料は1000円、安い。
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屋内展示物は写真撮影が不許可なので、屋外の展示物しか撮影出来ない。
しかしながら、多言語に対応した案内解説器具を各入館者に1台づつ渡して貰えたり、原画が多数展示されていたり、藤子F不二雄先生の生涯や、作業場等が再現された展示が有り有意義に時間が過ごせる。
子供向けと言う訳では無い施設だった。
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どちらかと言えば中学生高校生大学生等、進路に迷いがちな世代が来た方が良い場所。
最低限、小学校低学年程度の読み書きが出来ないと子供も理解出来ない展示が多い。
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でも屋外に出ると、子供も喜ぶ写真撮影の為の実寸のキャラクターが展示して有ったりする。
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ドコでもドアーとか・・・
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空地の土管とドラえもん。
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映画のワンシーン等も再現されていて親子連れや大学生位のカップルで賑わっていた。
でも入場制限がちゃんとかかっているので、酷く待ち時間が有る様な事が無いので快適に見学出来た。
小生も次ぎ来る時は、自分の恋人か奥さんと一緒に来られる様に頑張らねば(笑)。
まぁ、甥っ子姪っ子を連れてくるのが先に成りそうだな。
ここをいたく気に入った二人、4時間も滞在したので後の予定に少し影響が出た(笑)。
実はこの後、車で横浜駅西口の家系ラーメンの総本山である吉村家に向かったのだが・・・
月曜日店休日だった。
直弟子の店で吉村家発祥地の杉田家が年中無休なので当然やっているものと思い込んだ小生のミス。
この日二つ目のミスだった。
友人夫妻は「明日自分達で帰りに食べに行くから良いよ~」とは言ってくれたが悔やまれるミス。
時間的にも杉田家に回る時間が無いので、やむなく、藤子不二雄ミュージアムで購入したドラえもんのどら焼きと、ドラミちゃんのメロンパンで二人に間食して凌いで貰った。
目的地を3か所目の横浜市中区の国指定名勝の三渓園に移動した。
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※写真は昨年の写真。
ここまでの移動中、友人(御妻君)の勤務先の台湾の貿易会社が日本の顧客の会社のミスで少々トラブって、休暇中なのに電話が引っ切り無しに掛かってくる。
当然三渓園を友人(御妻君)はゆっくり見る事が出来ず少々可哀想だったが、御夫君の方は御妻君に指で指示を受けながらポイントを押さえて写真撮影に勤しんだ(笑)。
この後に城ケ島で富士山を見る計画だったので、三渓園は大急ぎの1時間のみの滞在と成り御団子も食べる事無く車に乗り込んだ。
う~ん、藤子不二雄ミュージアムの滞在が1時間長かったかな。
まぁ、三浦に行けば美味しい鮪料理も食べれるので、二人のテンションも下がらずに城ケ島には17時位に到着した。
本来ならコンナ↓風景を見せてあげられるはずだったのだが・・・
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・・・三浦に到着するや否や、雹と大雨のドシャ降り。
う~ん、富士山どころじゃなかったな。
傘さしてるとは言え二人とも外套(コート)の肩がビショビショ。
仕方なしに、三崎漁港の小生行きつけの寿司の名店「紀ノ代」に移動した。
そしたら臨時休業だった(笑)
もう、ここまで踏んだり蹴ったりだと笑えて来るのだが、事前に隣に在るマグロ料理居酒屋の「黒羽亭」の事も二人に紹介して置いたので、「そちらに行こう!」と二人が言ってくれたので助かった。
あぁ!エスコートしなきゃいけない側が、なんかフォローされて胸が苦しい。
でも二人はマグロ喜んでくれて大助かり。
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※顔は差し替えてあります。
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台湾で余り食べる事の出来ない“胃袋”“白子”“卵”を前菜に、珍しい骨髄・・・
あと三浦野菜とシラスのサラダ、鮪の刺身、鮪の刺身定食、サザエのつぼ焼き、トロカツ、顎肉のステーキ
それと二人にはキリンビールプレミアム横浜仕立て?とか言うのを注文。
二人の胃袋を一杯にして、店を後にして再び出発。
帰り道、横浜横須賀道路の横須賀PAに寄りたいと希望が有って立ち寄ったら19時閉店・・・
どうかしてるぜ横須賀PA!
24時間やれや!しかも大黒ふ頭PAも同じ。
この日、最終日なのに神奈川の夜を楽しめないで帰らせる訳にはいかず、鉄オタ御妻君友人が喜びそうなので前日に大さん橋から眺めたミナト未来地区へ移動。
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少し雨が降っていた事、平日の夜という事も有り、人もまばらで写真を撮るには良い環境だったので結果的には二人にとって良かったかも知れない。
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横浜市民でも余り知らない人が多いのだが、ここは伊藤博文公が整備した新港埠頭の鉄道史跡だったりする。
二人は鉄道が好きなので小生の解説に興味を持ってくれた。
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だから、気が付かない人も多いかも知れないが赤煉瓦倉庫の前には当時の汽車の線路が今も保存されていたりする。
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この建物の反対側に移動すると、横浜ベイブリッジも綺麗に1枚の写真に収める事が出来たり、その更に少し先に行くと、下の写真の場所が在って・・・
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暗くて上手く撮影出来なかったが、明治~大正時代の横浜税関の検査場の建物の史跡も在ったりする。
何より線路の上を歩きながら綺麗な風景を見られる絶好の観光スポットな訳だ。
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サークルウォーク(鉄橋の円形歩道橋)からの眺めも良い。
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そして、ワールドポーターズの前も嘗(かつ)ての新港埠頭の史跡。
だから、昔、貨物船が通っていたランドマークタワーの真下へ真っすぐ赤煉瓦倉庫から線路が続いている。
この道を歩いて、二人とランドマークタワー下のドックヤードガーデンへ移動。
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ここ、若い人や歴史に興味の無い人は只の野外コンサートホールだと思っている人も少なくないのだが実は、日本現存最古の造船所の史跡で重要文化財なのだ。
友人(御夫君)は建築企業の監督なので、これを見て「カッコいい!」と喜んでくれた。
実は友人(御夫君)は日本の歴史に精通しており、下手な日本の大学生よりも日本文化と歴史に対する理解が深い。御父上は中国大陸の上海出身なので中国の歴史に対する理解も深く、この前日に三笠公園で清帝国の戦艦“鎮遠”の弾頭を見て西太后の暴走独裁と頤和園の建設による近代化の遅れ等を直ぐに解説していたりした。
今回、改めて自分の県を回ってみて思ったのだが、横浜は非常に台北に文化が似ている。
だから彼らと価値観が合ったりするのかも知れない。
外国の租界が置かれた歴史、外国文化の流入
南宋滅亡時に元朝に寝返らなかった蘭渓道隆和尚達、鎌倉幕府へ亡命したた忠義の真の華人達と成熟させた鎌倉文化や、三渓園で見る事の出来る、その後の武家文化
そして自然豊かな三浦の景色
これを全部合わせると、台湾の歴史背景と文化背景、そして景色その物もなんとなく似ている所が多いのかも知れない。
友人は開港記念会館を見て、台湾の総督府に似ていると言っていた。
近代の建物で日本人のデザインだから似ているかもね~と言う話もした。
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上の2枚は2014年に台北に友人を訪ねて行った際に撮影した写真。
下の2枚は2015年にブログ素材様に撮影した横浜の写真。
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うん、やっぱりソックリ(笑)。
まぁ~台湾人は日本人と同じように神仏を信仰して、文化も似ている上に風景も似ているんだから友達として意気投合出来て当たり前なんだよなって改めて思い、そして2年ぶりの友人夫妻との再会を楽しんだ休日と成った。

ホテルまで二人を送り、ロビーで暫しの別れの挨拶。
握手して「又ね!」と言ってバイバイした。
寂しいな。

残りの人生、二人に何回会えて何時間一緒に遊べるか判らないから。
一期一会の心掛け、出来るだけ、やれる事を!
さぁ、成さねば、自分の事・・・
又、元気な二人に元気に会えます様に。
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2016年秋の横浜市中区の三渓園は今が今週(12月第1週~7日位までか?)が紅葉の見頃です。
過去にも解説記事を書いていますので、下に表示される“タグ”の中から“三渓園”をクリックして頂くと昔の記事を見て頂けます。

今回は2016年11月30日に撮影して来た三渓園の写真だけ列挙して置きます。
皆さん、是非、御散歩に出かけてみては如何でしょうか?
【はじめに】
横浜三渓園は、幕末~明治時代に活躍した横浜商人、原家(原財閥の当主)の私邸でした。
原財閥は現在の世界遺産である富岡製糸場、横浜銀行、ニューグランドホテル等の有名企業を運営し、生糸の輸出等を手掛けていた財閥です。
明治時代当時は明治政府唯一の失政、神仏分離令や一村一社政策と廃城令によって日本全国の神社仏閣が荒廃したり廃社や廃寺や御城の建築遺産がが風呂屋に買い取られ薪(まき)にされ、風呂釜の竃(かまど)の中で燃やされ世の中から消えてい行きました。
原財閥の当主達は、その広大な私邸、三渓園に当時、明治政府の宗教政策の失敗によって荒廃した神社仏閣を多く買取り邸内に移築させ保護しました。
近代において文化財保護の概念を理解していた稀有な一族だった訳です。
原三渓の代には住居でありながら市民に公園として自宅庭園を公開した事が三渓園の由来です。
原財閥は関東大震災で横浜市が壊滅した際に、私財を投じて市の復興を成し遂げた(横浜市の復興は国では無く原財閥の献身的自己犠牲による処が大きかった)義商の財閥でした。現代において、その様な商人は日本には皆無と言って良く、現代人にとっても手本とすべき人間像、企業像、商魂と言えます。
これは商人文化の先進地域、近江商人の理念や、日本の海運を支えていた淡路商人の高田谷嘉兵衛さんにも通づるところが有ります。

【以下建物と風景の紹介】
●大池と、旧燈明寺三重塔
燈明寺三重塔は室町時代後期1457年の建築。京都府木津川市の廃寺灯明寺から、大正時代に原財閥によって保護され1914年に三渓園に移築。
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●大池横の椿
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●旧西方寺の御門(山門)の横道の紅葉
西方寺山門は江戸時代中期1708年頃の建築。
西方寺は京都市東山区の寺院。廃仏棄釈で荒廃した際に原家が山門を引き取り移築、保護した。この道の右手に西方寺の山門と、その奥に白雲邸が在る。
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2016年11月30日現在はまだ紅葉は5分色付きと言う所、12月中旬頃まで楽しめそうだ。
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●臨春閣と紅葉
臨春閣は江戸時代初期1649年の建築。
元は紀州徳川家が和歌山県の紀ノ川の河畔に建設した別邸だった。廃藩置県による紀州藩解体による荒廃の危機から原家が買い取り三渓園に移築保護した。元は紀州徳川家の殿様が紀ノ川沿い春の景色を楽しむ場所だったが、三渓園では秋の紅葉の映(は)える場所に成っている。
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●旧天瑞寺寿塔の覆殿(おおいでん)の横の紅葉と臨春閣
天瑞寺寿塔の覆殿は安土桃山時代1591年建築。
天瑞寺は京都市北区に在る臨済宗の大寺院、大徳寺の塔頭寺院。寿塔と覆殿は豊臣秀吉が母の長寿祈願に建設奉納した建物。
明治時代1905年に移築保護。
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下は臨春閣の前から見た天瑞寺寿塔覆殿と横の紅葉。
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●月華殿の下、臨春閣横の橋と紅葉。
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●旧伏見城内御殿、月華殿の前の紅葉。
安土桃山時代後期~江戸時代の変遷期1603年に伏見城内に建築された御殿。
月華殿は徳川期の伏見城内に建築されていた建物で、将軍(徳川家康公や徳川秀忠公)が京都に滞在する際に諸大名に謁見する座敷だった。
大正時代1918年に移築保護。
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月華殿周辺の紅葉以外の広葉樹は枯れてしまったが、紅葉はこれからが見頃。
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●旧廃寺、心平寺 天授院(地蔵堂)
臨済宗南禅寺別格本山鎌倉五山の第一位、北鎌倉建長寺の塔頭寺院、旧心平寺廃寺の地蔵堂で江戸時代初期1651年の建築。
鎌倉五山の寺院は、鎌倉幕府以来、歴代住職の任命権は征夷大将軍のみだった格式を持つ。
現在では心平寺は遺址としてだけ名が残る。
大正時代1616年に移築保護。
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まだまだ、ここの紅葉は楽しめそう。
●旧二条城 聴秋閣
京都市中央区に在る、二条城の御殿の一部だった建築遺産で江戸時代初期1623年の建築。
二条城は徳川将軍家が京都での天皇家への拝謁や将軍宣下等、公式行事の際に滞在する場所として造営された城郭。現在も保存状態が良いものの、徳川幕府解体時に荒廃の危機に在った建築遺産群の内、聴秋閣を原財閥が引き取り保護した。
大正時代1922年の移築保護。
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名の通り秋に映える建物で、この時期だけ背後の丘の林道が通行可能に成る。
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●聴秋閣側の紅葉越しに見た亭榭(ていしゃ)の橋と、旧灯明寺三重塔。
亭榭の建築年代は不詳ながらも、建築様式を見るに安土桃山時代後期~江戸時代初期と思われる。
亭榭の榭(しゃ)は訓読みで榭(ウテナ)と読み、見晴らしの為の台や橋の上に建てられた東屋(あずまや)を指す。
2階建て以上の物を望楼や楼閣と中国語では呼称した。
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●蓮華院横の大銀杏(いちょう)と紅葉。
蓮華院は原三渓設計した茶室で大正時代1917の建築。
この日は幼い子と新米ママさんがイチョウの葉で戯れており、微笑ましい風景写真と成った。
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●大池横の鯖猫ちゃん。
三渓園は猫さんが沢山いて、皆人慣れしていてモフらせてくれるサービス精神旺盛な子達が多い。
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三渓園にはこの他にも沢山の建築遺産が保護されています。
小生の御勧めの場所は白川郷から移築された旧豪農の茅葺屋根の家です。
秋の写真じゃないですが、一応掲載しておきます。
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ここは中に入る事が出来て、当時の豪農達が一族で集団生活をしていた様子が解ります。
午後15時までに行くと、囲炉裏(いろり)に火が入っていて、現代では焚火をする機会の無い子供達にも、煙の良い香りを嗅がせてあげる事も出来たりします。
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この他に鎌倉の尼寺で縁切寺としても有名だった松岡山東慶寺の旧仏殿も在ります。
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東慶寺は昨年2015年公開された映画❝駆け込み女と駆け出し男❞の舞台にも成った場所ですね。
駆け込み女と駆け出し男

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以前映画と東慶寺の紹介で書いた記事です。御興味ある方は御覧下さい。




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早速ですが、横浜市中区の元原財閥私邸を公開している、桜と紅葉の名所、横浜三渓園の桜の夜間ライトアップが3月26日~4月3日の期間行われています。
横浜三渓園は❝神奈川の景勝地50選❞の一つにも選ばれている風光明媚な名園です。
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横浜三渓園のアクセス等に関しては最後に公式ホームページのリンクと一緒に掲載します。
昨日2016年03月30日現在の上京は、各樹の株によって全く開花状況は異なりは3~7分咲き程度とばらつきが有りますが既に添付写真の様に十分綺麗でした。

横浜三渓園その物については以前に紹介記事も書いていますが、明治時代に成り仏教が弾圧されたり伊勢系統の神様では無い神仏習合の天神様(菅原道真公)や御稲荷さんが粗末に扱われた時代に、それらの多くの文化財建築の寺院や御社群を、当時の原財閥の当主だった原三渓サンが自宅(広大な現在の三渓園は元は原家の私邸)の敷地に引き取り保護したので、この園内には恐ろしい程貴重な日本建築遺産群、宗教遺産群が現存しています。
中でも圧巻なのが聖武天皇の勅願所だった京都灯明寺廃寺の旧本堂や三重塔、それと後醍醐天皇の皇女用堂尼様や豊臣秀頼公の御息女の天秀尼様が住職を務められた鎌倉の縁切り寺こと尼寺の東慶寺旧仏殿です。
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写真は昨日撮影した桜と一緒に照らし出される旧灯明寺三重塔

綺麗でしょ?
他にも豊臣秀吉や徳川家康公が居城した京都伏見の旧伏見城の茶室やら…
織田信長公の御実弟で茶人として有名でもあり、東京の有楽町の地名の由来に成った織田有楽斎が建てた茶室、紀州徳川家の紀ノ川河畔に在った別荘も三渓園に保護され現存しています。
三渓園の歴史なんかに御興味有る方は、以下のリンクから過去に書いた解説記事を御覧下さい。
三渓園の紅葉と重要文化財群…原財閥の邸宅公園。…横濱市中区
2014年12月04日 今年の三渓園の紅葉写真。
2015/04/04(土)三渓園の桜、散らずに満開です!

三渓園は桜そのものも綺麗なので、是非!横浜に来られる機会が有れば皆さん見にいらして下さい!
無論、市民も。
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週末には更に綺麗にピンクに色着いた桜が池に映りこんで、神秘的な風景になりますよ~♪
今だけ、池のほとりの茶屋で期間限定の❝桜餡の御団子❞も食べれます。
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美味しですよ♪
因(ちな)みに小生が昨日食べたのは、左から大根おろし・海苔醤油・桜餡
池の横の茶屋では❝三景椀❞と言う、❝三種類の味が楽しめる手打ち蕎麦❞も提供していて、これが又、絶品です。
又、奥の旧灯明寺本堂の方に在る❝待春軒❞と言う茶屋は、目の前が桜の林で、外の席で桜を見ながら御茶菓子と抹茶を頂く事も出来ます。
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今はまだ、葉桜も目立つけれど、きっと週末にはきれいです。
小生、又、週末に写真撮影に行きます。
皆さんも、昼遅めに行って文化財建築群を観覧し、陽が落ちるまで茶屋で御団子食べて、夕方から夜桜を楽しんでみませんか?
ただし!
毎年いるのですが、垣根で進入禁止と解る芝生にレジャーシート敷いて酒盛りするような日本の恥晒しなDQNは来るな。
てか帰れ!

以下、公式ホームページリンクと交通アクセスと連絡先
【電車】
JR根岸線、みなと未来線、横浜市営地下鉄の根岸駅・元町中華街駅からバス。
三渓園様公式拝借 アクセス電車 久良岐のよし
【車】
駐車場は有りますが、夜間ライトアップ開催中は1時間以上普通に待つので、入る前に閉園してしまう恐れが有ります。電車とバス移動が無難です。
三渓園様公式拝借 アクセス 久良岐のよし
【横浜 三渓園】←ここクリックで公式にリンク!


ではでは!皆さん、三渓園で御会いしましょう♪
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今日は当初の予定は以下の桜の名所を巡り、桜の写真を撮影する予定だった。
●三ッ池公園…横浜市鶴見区
●根岸森林公園…横浜市中区
●久良岐公園…横浜市港南区
●衣笠城址公園…三浦半島横須賀市
…で、先ずは小生のペンネームの由来の地、久良岐公園に早朝、桜の開花状況を見に行った。
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まだ1分咲き。
満開に成ると、園内数百本の桜が咲き、とても綺麗な場所。
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小生は子供の頃から、皆でここに自転車で遊びに来ていたので、大人になってもこうして御縁が有るのは嬉しい。
しかし、まぁ、2016/03/30現在はまだまだ、週末に漸(ようや)く7分咲き位になるかな?
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又、来週の土曜日か水曜日に見に来よう。
因(ちな)みにコンナ↓DQNを発見した。
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本人不在で場所取りしてんじゃね~よ!
燃やしてやろうかと思ったが、器物破損な上に公園が火気厳禁なので、法律を守る事にした。
で、とりあえずブログで晒したった(笑)!

久良岐公園の状況を見て、三ッ池公園や根岸森林公園もまだ桜は見頃では無いと踏んで、予定を中止した…

昼は家でゆっくり過ごし、夜、友人と根岸駅で待ち合わせして三渓園に夜桜鑑賞に向かった。
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綺麗だねぇ~。こちらは概(おおむ)ね5分咲き前後。週末には綺麗に満開に成るかな?
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週末に再訪する予定なので楽しみだ!
その後、横浜名物の美奈登庵と言う日本蕎麦の居酒屋に移動し、友達2人は飲酒。
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酒を飲まない小生は、❝横浜牛せいろ❞を名物の❝富士山盛り❞で頼んだ…
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もう、本当に富士山みたいな形で大量。
でも、完食しました♪

まぁ~、写真撮影で回る予定だった場所は大幅に減ったけれど、普段は一人忙しく古文書漁りと写真撮影に図書館と神社仏閣や城址公園や建築文化財と某神社某文庫を1日に何件も廻っているので…
たまには友人達と、ゆっくり過ごすのも良いだろう。

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