師岡熊野神社(式外社・天皇勅願所・縄文からの湧水聖地)
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  御祭神・御本尊等:
  伊邪那美命(いざなみのみこと)・事解之男命(ことさかのおのみこと)・速玉之男命(はやたまのおのみこと)
  御利益:サッカー上達?・雨乞い・子孫繁栄・戦勝祈願
  関係者:
  開基:全寿仙人
  中興:光孝天皇
     宇多天皇
     朱雀天皇
     村上天皇
     左京太夫  北条 早雲 公
     征夷大将軍 徳川 家康 公
     征夷大将軍 徳川 家光 公
     征夷大将軍 徳川 家綱 公
  旧郡名:橘樹郡師岡村
  所在地:横浜市港北区師岡の縄文時代の遺跡上、新幹線の線路沿い
  ※所在地名をクリックするとGoogle mapの地図上で確認出来ます。
歴史概要】
光孝天皇より「関東随一大霊験所熊埜宮」の勅額を授けれれた朝廷公認の聖地。
縄文時代に海の真ん中に突き出した太尾半島の付け根だった部分に位置する神社で、「い」「の」「ち」3つの池を聖地として抱える天皇家の勅願所だった。海に突き出した半島だった地形なのに飲用に適した清涼な自然湧水が有る事から境内からは縄文時代の遺跡も発掘し保存されている。其の為、古代人にとっても霊場として大切な場所だった事が平安時代にも伝わっていて、源氏に繋がる歴代天皇からも信奉された。
朝廷から勅使が下向すると、「い」「の」「ち」の池で神事を行っていたが、神奈川県と横浜市の教育委員会が歴史的重要性を軽視した為に「ちの池」は埋め立てられて現在では大曾根第二公園に成ってしまった。
ここを支援した武将は不利な合戦でも奇跡的な逆転勝利を治め、子孫も大いに繁栄した歴史実績が有る。
近年はJリーグのアイコンが熊野社の御神紋の八咫烏である事から、サッカー選手を志す若者にも多く崇敬されている。