歴史オタクの郷土史グルメ旅♪♪      久良岐のよし

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タグ:玉縄桜

金曜日、この日の当初の予定は小田原市に行き曽我梅林と小田原城を見て廻り、夕方から湯河原町に移動して湯河原梅林の夜間ライトアップを見物する予定だったが、午前中は生憎(あいにく)と観梅には適さない空模様で予定を変えた。
横浜中央図書館に午前中出掛けて、午後の帰路そこから順繰りに梅の名所を幾つか見て廻る事にした。
中央図書館の次は三渓園、環状3号線に出て大船フラワーセンターへと遠回りしてから円海山の麓に戻って来る事にした。
横浜中央図書館の在(あ)る野毛から車で中区本牧半島の三渓園に行こうとすると“平戸桜木道路”を少し南下するルートを通るので、途中で日ノ出町の旧問屋街に乾物問屋や駄菓子問屋が今も少し残る界隈を通る。
ちょっと気に成っていた問屋さんが有ったので立ち寄る事にした。
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佐野屋本店

今では本当に少なくなってしまった玩具や駄菓子の問屋サン。時代の流れで流通形態も変わり町の中の駄菓子屋もコンビニの登場で役目を横取りされ、玩具屋サンも家電量販店に市場を奪われた。
大きな店が各主要駅と幹線道路沿いに出来た代りに、住宅街の身近な子供のコミュニティーは破壊され消え失せてしまった。
たまにブログも自分の部屋以外で書きたくて息抜きに地区センターに行くと、子供達は公園でボール遊びをする事も無く成り夏は横浜市内各区の地区センターのロビーで冷房泥棒しながらゲーム機やカードゲームに興じ、肥満児と眼鏡っ子の割合が異常に高く成っているのが目につく。
・・・日本の子供大丈夫か?とか思うが中国に仕事で行ってた時の事を思い出すと、中国の子供の方が公園すらろくに無いし空気も悪く不健康な環境で育ってるなと、外で遊びたくても遊べない中国の子達と比較してしまった。
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佐野屋サンは駄菓子と玩具の両方を取り扱っている問屋さん。でも昔と違ってプラモデルなんかは家電量販店に市場完全に奪われて現在は本当に玩具と言える玩具しか取り扱ってない。
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「御店主に写真撮って良いですか?」と聞いたら快く許可して頂きました。
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本当、甥っ子とか連れて来たら喜ぶだろうな~珍しい物が沢山有って。
でもウチの妹の所の甥と姪は、甥が私立の小学校に入学決まったし下の姪が今度は小学校受験準備で遊ぶ時間を確保出来ない様だ。
横浜に遊びに来たら連れて行ってあげよう。
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何故かジャニーズのアイドルのポスターも売っていた。需要は有りそう。
佐野屋サンの2Fが駄菓子コーナーなのだが買物に一生懸命に成って写真撮影忘れていた(笑)。
巨大なマシュマロの袋詰めを購入して職場に持って行き主婦連中に差し入れし、山分けして持って帰って貰った。
そこから小生は今度は横浜三渓園に梅を見る為に移動。
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小島屋(雷神堂)
三渓園の手前に小島屋サンと言う巣鴨が本店のフランチャイズ“雷神堂系列”の手焼き煎餅の店が在るのだが、ここの割れ煎餅が美味しくて三渓園に来ると大体いつも購入する。
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でも生憎と寒い金曜日で人手が少なく、この日は販売して無かった。
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国指定景勝 横浜 三渓園(旧:原財閥邸宅)三渓園は以前は入場料金500円だったのだが、横浜市は中田市長以来“緑税”の緑地公園整備費を徴税し始めたのに一昨年から三渓園の入場料を林文子市長が800円に値上げしてしまった。
何でだろうね?税金徴収してるのに300円もの値上げに矛盾を感じる小生。
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ともあれ三渓園はとっても和(なご)むので好き。
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本当に花の綺麗な日本庭園。
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そして重要文化財指定された日本建築が日本各地から移築保護されている。
その建物のどれもが各季節の植物に良く合い四季を通じて散歩と軽食を楽しめる。
三渓園を入口から入って来て右手奥に廻って行くと織田信長公や豊臣秀吉や徳川家康公や織田有楽斎所縁の建築文化財が多く有るエリアが有る。
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臨春閣という建物がこの写真の右側の映ってない所に在るのだが、今年から屋根の吹き替えで向こう三年位は工事中だそうだ。ここは秋の紅葉がとても綺麗なのだが完璧な風景を見るには3年間は我慢が必要らしい。仕方ない。
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そんでも充分に風情を楽しめる。
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2019年03月01日は白梅も綺麗に咲いていました。
三渓園の真ん中の池の畔に戻る。
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旧灯明寺三重塔と梅と松の縁起良い美しいコラボ。後は竹だけ有れば完璧なんだけどね(笑)。
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ここの梅は少しだけピンクがかっていて綺麗だった。
三重塔の山の下、池の畔に小生行きつけの茶屋が在る。
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神奈川県鎌倉市のJR大船駅駅から、近くも無く遠くも無い位の距離に神奈川県民から「大船フラワーセンター」の俗名で呼ばれる植物園が有ります。
正式名称は「県立フラワーセンター大船植物園」なんですが・・・
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・・・2017年の3月初旬現在、“玉縄桜”と言う早咲きの「桜と梅が満開で同時に見る事が出来る」珍しい場所でもあります。
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昨年、母が子宮癌を患い、築地市場近くの国立がん研究センター病院に入院し子宮摘出手術を受けたのですが、小生は鎌倉市浄明寺地区の浄妙寺で淡島大明神を参拝し母の子宮癌平癒の祈願をした上で淡島大明神の御守りを買って母に渡していたのですが、結果として手術は成功し転移も無かったので、母の体力が回復した先月末に母を伴って御礼参りに行って来ました。
浄妙寺は昔から「婦人病治癒、女性の味方の神様」の「淡島大明神を祀る御寺」として「御婦人達の崇敬を集めていた」歴史を、たまたま横浜の殿様の間宮家と宅間上杉家の顕彰活動を通じて訪問した事で知っていたので、その様な行動をした訳です。
その帰り、幼稚園の頃に母と来たのが最初だった大船フラワーセンターに立ち寄って来ました。
この直ぐ近くの龍寳寺にも用事が有り、ついでと言うか、丁度“玉縄桜”が満開に成っているのを知っていたので見てきました。
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玉縄桜の名前の由来は、この直ぐ近くに戦国時代に存在した玉縄城と言う難攻不落の城の在った地域名に由来します。
玉縄城は上杉謙信10万の大軍、武田信玄2万3千の大軍の攻撃を城兵3000で防衛し、2回とも敵軍の上杉勢や武田勢を撤退させた堅城でした。
この城を守っていたのが小生が個人的に尊敬している北条綱成公で、その綱成公の率いる部隊は「玉縄衆」と呼ばれ軍旗等の軍装を黄色で統一した部隊で別名「黄備え隊」と呼ばれた軍団でした。
この黄備え隊の副将が、小生が顕彰活動をする殿様の一人である間宮康俊公でした。
間宮康俊公の姫は徳川家康公の側室と成り子を産んだ於久(おひさ)様、そして嫡孫は徳川幕府の但馬奉行や佐渡奉行を務め金山銀山経営で他の鉱山奉行と比べ物に成らない程に功績を残された間宮直元公でした。
直元公は大坂城外堀や真田丸の埋め立てを家康公に立案した名軍師でもありました。
そんな玉縄衆の気概を名前に受け継いだ風流な桜が、この玉縄桜な訳です。
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黄備え玉縄衆は、関東の覇者、北条家の中で重要な合戦には必ず参戦し先陣を切って戦ったり、最前線での苦難な籠城戦を防衛し切ったり、他の部隊の追随を許さない功績を挙げ常に前線で戦う部隊でしたが、玉縄桜も河津桜同様に先頭を切って満開に成る品種でもあります。
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今、正に大船フラワーセンターでは、この玉縄桜と植樹された様々な梅を同時に見る事が出来ます。
園内手前の方には玉縄桜の他に、「おかめ桜」も遊歩道に沿って数か所植林されています。
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この桜、名前は純和風ですが、実は桜観賞の文化に惚れ込んだ英国人の植物学者イングラムさんが英国に日本の桜を数種類持ち帰って混合させ生み出した品種なんです。
つまり人間に例えると日系英国人留学生って感じでしょうか(笑)?
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ハッキリとしたピンクが目鼻立ちがシッカリした英国人女性の様ですね。
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そして日本と同じ海洋国家で近代日本の随一の友邦だった英国の桜らしく、戦国時代関東最強の北条綱成公の城名をとった玉縄桜同様に先陣を切って咲く凛々しさも持ち合わせています。
う~ん・・・
解る人には解るけれど、桜版の戦艦金剛かな(笑)?
さて、大船フラワーセンターは牡丹や蓮も有名なのですが、今は季節ではないのでそのエリアを通り過ぎて一番奥の方に行くと色んな種類の梅の樹が植えられた並木道に出ます。
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小生が訪れた先月2月末は枝垂れ梅が見事でした。
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多分、今時分は更に見頃に成っていると思います。
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このエリアにも玉縄桜が有ります。
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綺麗でしょ?
どうです?
ちょっとお散歩に行ってみませんか?
この他にも孟宗竹や唐竹等、色んな竹を植えた小規模な竹林や・・・
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台湾原産の紅葉ばふう。
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そして、小生が気に入っている場所がもう一つ有り・・・
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熱帯植物の温室です。
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いくつかの部屋を円形に配置して分けてあり、多種多様な植物を見る事が出来ます。
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完全に外国人ぽい花・・・
人の顔も違えば花の個性も同じ様に原産国で変わるんだなぁ~とか考えるのは小生だけでしょうか?
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可愛らしい花も有れば・・・
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毒々しい色の奴もいたりします。
見ていて飽きません。
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蓮の仲間の展示エリアにはメダカみたいな魚も沢山泳いでいます。
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わざわざ下田とか行かなくても、実は大船駅周辺にこんな場所が有るって、今の若い子達は知らないんですよ。
きっとバブル世代の親は若い頃に、こう言う植物を愛でる様な育ち方をしていかなったので自分達も子供達に植物を愛でる文化を伝えたり出来ない人が多いのかも知れないですね。
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小生は、玉縄桜と梅と、このエリアが御気に入りです。
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あと、部屋で育てる鉢植えの植物も温室に展示されています。
温室の先、一週回って入口近くには盆栽を展示したエリアも有ります。
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小生、この黄梅と言う品種を知りませんでした。
一瞬「蝋梅」かと思ったら違うらしいです。
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盆栽もユックリ見ると良いもんですね!
しかし子供にはツマラナイかも(笑)。
ここはちゃんと子供が来て御腹が空いても平気な様に、フードコートが無い代わりに移動式店舗が数店営業しています。
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小さい子に植物見せるだけとか、ちょっとした「苦行」をさせる様なもんですからね(笑)。
小生も幼稚園の頃に担任の先生や親なんかとここに来ても全く楽しく無かったですから。
大人になって、段々小さい頃に見せて貰った物の美しさや大切さが理解出来る様に成ると、ふとした切っ掛けでそこを再訪したりするもんなんですよ。
だから、今小さい子がいるパパやママさんは、ここに子供を連れて来て御散歩して欲しいなぁ~とか
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こう言う小さいなパンジーも子供の時に見ておくと、大人になって再訪した時に当時の記憶として思い出したりするもんなんです。
親は自分より早く死にます。
でも、親が見せてくれた物を大人になって見ると、親の事も思い出して感謝も出来るって思うんです。
実際、小生が幼稚園当時の記憶で一番覚えていたのは、このパンジーと入口の花時計でした。

実は大船フラワーセンターこと県立フラワーセンター大船植物園は今年2017年7月で一旦閉園します。
そして改装後、2018年03月31日の再開予定なんです。
つまり、早咲きの玉縄桜を見るチャンスは今回を逃したら2年後に成ってしまう訳です。
今幼稚園の子も2年たったら小学生、そうなると親と一緒に遊んでくれなく成ったり習い事が大変で時間が無くなったりしますよね?
デートで来たいカップルも、2年後は結婚して子供が生まれていてとてもじゃないけど外出する余裕が無いかも知れない。
それに今の大船フラワーセンターの春の姿を見られるのは、今だけです。

ですから皆さん、是非、大船フラワーセンターへ行ってみませんか?

【県立フラワーセンター大船植物園】
住所:〒247-0072神奈川県鎌倉市岡本1018
電話:0467-46-2188
アクセス:駐車場有り
(徒歩)大船駅西口観音側下車16分
(バス)大船駅西口バスターミナル1番のりばから、神奈川中央バス「渡内経由藤沢駅行」または「公会堂前経由城廻中村行」、「岡本」下車徒歩3分
県立フラワーセンター大船植物園の地図 久良岐のよし
では皆さん!又、次の記事で御会いしましょう!


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