大山阿夫利神社(延喜式内社)
雨降山大山寺(関東三不動の一つ)
石山権現(大山山頂の縄文時代~の祭祀遺跡の聖地)

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大山夜間ライトアップ 公式拝借 久良岐のよし
  御利益:天候・交通安全(陸・海)・縁結び・ボケ防止・厄除け
  御祭神・陪神・仏様等:
  高龗神(たかおかみ/たかみのかみ)・大雷神・石山権現=大山祇大神・石長比売・木花之佐久夜毘売・思金神・不動明王
  関係者:
  開基:石山権現=大山祇大神・高龗神・大雷神
  中興:征夷大将軍   源  頼朝公
     相模守護代   太田 道灌公 
     相模守     北条 氏政公    
     征夷大将軍   徳川 家光公
  旧郡名:大住郡
  所在地:伊勢原市大山国定公園の大山ケーブル終点駅
  所在地:伊勢原市大山国定公園の大山ケーブル大山寺駅直ぐ
  ※所在地名をクリックするとGoogle mapの地図上で確認出来ます。
歴史概要】
大山山頂奥社に石山権現大山祇神(おおやまずみのかみ)を祀る古い神社で、神社としては社殿が西暦3世紀頃に成立した。出土物は更に歴史を遡(さかのぼ)る事が出来て山頂からは古代人の大山祇神の信仰を証明する様に縄文時代~奈良時代の祭祀場が発掘されており土器等の祭器が出土している。 
富士山の神様の木花咲耶姫のお父さんの神様として武士や庶民の信仰対象に成った。 
源頼朝公をはじめ、名軍師太田道灌公や徳川家康公等、多くの成功者が大山阿夫利神社を度々訪れ信仰した。江戸時代以降は江ノ島参りや富士山登山、御伊勢参りと並び、江戸市民の憧れの観光地として栄えた。
その参道には現代も温泉街を抱え先導師(御師)の経営する宿坊が立ち並ぶ。        
天候の神様でもあり、古来、相模湾からの位置を知るランドマークが大山だったので築地市場関係者等、漁業と商船や商社の関連業界から信仰が厚い。又、日本の歴代統治者が信仰を集めた歴史から、多くの講が組まれ現在も大山詣は企業単位でも盛ん。 
周辺には樹齢千年を超す大山桜があり、秋には紅葉でも有名な観光地。       
参道の温泉宿坊は、どこも大山名物の豆腐料理と猪鍋、神代から続く酒造り文化の清酒を提供していますので日帰り湯や豆腐料理を堪能して見て下さい。
※大山阿夫利神社は下社で、御神体は大山の山頂に存在します。