歴史オタクの郷土史グルメ旅♪♪      久良岐のよし

主に歴史旅、ときどきグルメ、けっこう富士山と季節の景色の写真大量のブログ。 中の人はオタク指向、でも2次元よりリアルが好き。   好きな曲はPharrell WilliamsのHAPPY♪

タグ:観音崎

日の出湯
横須賀の小泉サン家(笑)の近くの九谷焼壁画が有名な銭湯。

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☞銭湯の個性と周辺見所 (・◡・)♫  
 さながら個展の様な九谷焼壁画達◎
 小泉元首相の御自宅(笑)の近く◎
 ポテチパンで有名な中井パン近く◎
 海かぜ公園と海辺つり公園も近い◎
☞施設・備品関連 (•ω•)ノ      
【入浴料】
 大人490円
 子供200円
 幼児100円
【アメニティー】
 シャンプー等は備え付け無し
 使い切りシャンプー類販売有り
 レンタルのハンドタオル有り
 飲料販売有り
【電車】
 京急県立大学駅~徒歩6分。
【  車  】
 専用駐車場無し。
 200m以内に有料駐車場多数有り。
――以下 写真と詳細( ՞ਊ՞)ʃ♪だよ⤵――
——入口~番台——
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御嬢さんが鬼滅ファンとかで絵が貼ってある(笑)。
——脱衣場——
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洗面台の増設等で幾つか素敵な壁画が隠れてるので探して見てね(笑)。
——浴室——
—男湯—
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—女湯—
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——九谷焼の壁画(鈴榮堂作品)——
—男湯—
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地形的に沼津の三の浦か、平塚市の相模川須賀港のどちらか?
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第四次川中島合戦の上杉謙信本隊による武田家本陣突撃
軍配が信玄の使った実物と異なり時代考証無視してる(笑)。
でも後ろに武田勝頼隊の軍旗が見えていたり微妙に詳しい。
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何か日本画ぽくない完全なライオン。
昭和の人の作画だから唐獅子には出来なかった様です(笑)。
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—女湯—
凄い描き込みの作画なのだけど何処の景色かは不明。
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多分だけど日光の名所を集めた絵。
左上が華厳の滝、下が竜頭の滝、右半分が日光東照宮陽明門。
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燻製にしたら美味しそうな鴨(笑)。
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小泉元首相の御自宅の近所の銭湯で昭和二十年代に作られたと言うので小泉首相や孝太郎君も入浴に来た事が無い筈の無い老舗銭湯、そして正直規模は大きくないが全国の銭湯ファンに愛される金沢の鈴榮堂の九谷焼タイル壁画が立派な事でも有名で、九谷焼壁画を見る為だけに遠方からの入浴客が来る名銭湯。

近くには県民ショーでも紹介されて有名に成ったフナッシーの中の人と小泉孝太郎君が学生時代にオヤツ代わりに良く食べていたと言うポテチパンを販売している中井パンも在る。
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ノリ塩ポテチをマヨネーズで和(あ)えて有り、青海苔風味のポテトサラダサンドを連想して貰えば良いかと思う。
車なら5分以内の距離にBBQの出来る“海かぜ公園”や、親子連れやデートでも利用出来る“海辺つり公園”等の市外からも客の来る公園施設が充実している。


更に車なら縁結びの御利益で有名な走水神社や土日限定公開の明治時代の史跡の走水低砲台跡が有り、その辺りは縁結び祈願の女性が友達同士で良く観光に訪れている。

走水より1kmだけ行けば通年営業している景色の良い観音崎公園や多々良浜も近く、観音崎公園でBBQや海水浴や海辺で夕涼みの帰りに入浴に来ても良い一日に成る事間違いナシ!


勿論、バスで回っても楽しいコースで、昨年のコロナ自粛期間に再放送されていたドラマ“愛してくれといってくれ”でも主人公達は京急バスで観音崎にデートに行って接吻(笑)を交わしていたりした。
更に車でも電車でも幕末好きな歴女や歴ヲタの君!日の出湯に行くなら是非、行って貰いたい場所が有るのだ!

神奈川県民以外は余り知らない事だけれども坂本龍馬サンの奥さんのお龍サンは、龍馬サンと死別した後で横浜市の神奈川区、旧神奈川宿の田中家と言う料亭で住み込みで働いた後に再婚して横須賀市に移住して、最後は再婚相手とも離縁して横須賀で亡くなって大津の信楽寺に帝国海軍の将校達によって菩提寺に定められて今も眠っているんだね。

今も龍馬さんが基礎を作った帝国海軍の後継組織の海上自衛隊の自衛官や横須賀市民達を龍馬サンの代わりに見守ってくれている。
因(ちな)みにこの信楽寺(しんぎょうじ)は鎌倉幕府の創始者である源頼朝公の忠臣で幕府重鎮だった土肥実平公の所縁(ゆかり)の寺でもあったりします。
そして三笠公園も近いし横須賀中央駅~汐入駅のドブ板通り商店街も近くネイビーバーガーの名店も多数有るので夕食でも昼食でも訪問順番入れ替えたりして横須賀観光を満喫出来る!


さて・・・
こんな感じで兎に角、小泉サン家(笑)もとい日の出湯の周りには歴史的な場所もレジャーでも観光名所多いでしょ?
横須賀観光なら丁度真ん中に位置する場所に在るのが小泉サン家なので、横須賀で遊んだ際は是非にも日の出湯の九谷焼の立派な壁画を見ながら一っ風呂浴びて帰っては如何(いかが)でしょうか?

では皆さん、今回はここまで!
また次の記事で御会いしましょう~♪












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新型肺炎対応による駐車場と海の家の営業状況等は各自治体に問合せ願います。
神奈川の景勝50選の観音崎
観音崎海水浴場
&観音崎灯台と観音崎砲台跡
&走水観音崎ボードウォーク
&横須賀美術館

【観音崎海水浴場】
―写真の後は👇( ՞ਊ ՞)👇解説だよぉ〜
——観音崎海水浴場——
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——観音崎灯台&砲台跡&花の広場——
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——ボードウォーク&美術館——
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――以下 詳細( ゚∀゚)つ ダョ♪⤵――
【交通】
車の場合
周辺に
公共駐車場や美術館の駐車場多数だが夏季はレジャーシーズンは入庫待ち必至!
観音崎公園〜多々良浜園地は徒歩圏内で公園施設やレストランや博物館の中規模駐車場が多数有るが、夏季の特に週末はッ駐車場入庫待ちの渋滞が発生する可能性が常に有るので訪問するなら早朝から出かけて夕方前に別の観光地に移動するのが無難。

電車の場合
京急もJRも同じバス停です。京急汐入駅かJR横須賀駅で降りて、ヴェルニー公園入口付近の汐留バス停から乗車29分、乗り換えなしで気持ちの良い海沿いの道を通って走水海岸〜観音崎〜多々良浜へ行く事が出来る。浦賀駅からだと馬堀海岸でバス乗り換えが発生し面倒。
個人的には走水神社バス停か、南谷戸バス停で降車を御勧め!
走水神社〜観音崎ボードウォーク 久良岐のよし
※クリックして画像拡大して下さい。
走水神社は神話の舞台で縁結びと料理の神様の神社でもあり参拝する価値あり!神社に興味が無くても一つ先の南谷戸バス停で降車すると旧官舎を直ぐ左折して海沿いの眺望の良い観音崎ボードウォークの遊歩道を歩き気持ち良い潮風を感じながら観音崎公園に辿り着く事が出来ます。
【見所】
昭和にリゾート地域として開発されつつも多くの自然を残す場所。
平成の中頃迄は海の家も出店していて海水浴場として賑(にぎ)わったがバブル不況の頃に出店が無くなった。今も夏季には地元の人が海水浴を楽しむ近代文化に囲まれ非日常を味わえるリゾート。
周辺には観音崎砲台史跡を含めた観音崎公園、眺望の良い横須賀美術館やレストランアクアマーレが有る。
走水神社~観音崎海水浴場に行く道は観音崎京急ホテルの手前~観音崎海水浴場にかけて遊歩道として整備されている走水観音崎ボードウォークが有り景色も素晴らしい。
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この一帯はロケーションが良く常盤貴子さんと豊川悦司さんのドラマ❝愛してると言ってくれ(1995年)❞第4話のロケ地でロケ地に成っているおり、ドラマでも主人公達はバスでデートに来ている。
特に観音崎灯台は恋人同士で散歩に行くと良い思い出作りにも成るし、御当地の観音崎砲台周辺は明治時代に要塞として利用されていたので赤レンガ造りの砲台跡やトンネルも沢山有り、海で泳がなくても良いピクニックにも成る。
観音崎公園内の観音崎灯台は入館料も300円と激安なのに東京湾の眺望が絶景で必見!

観音崎海水浴場の海岸の丘の上の更に高所から観音崎と東京湾の先に千葉県房総半島を望む美しい景色を楽しむことが出来る。
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走水観音崎ボードウォークの近く、観音崎公園から花の広場に行く入口には横須賀美術館が有り、そこに入居している“レストラン アクアマーレ”は眺望の良いレストランとして横須賀市や横浜市からの客で賑わうので、もし車での来訪ならばアクアマーレや観音崎京急ホテルでランチやディナーを楽しんで帰るのも良いかもしれない。
 
観音崎京急ホテルも有りランチビュッフェを提供する"浜木綿(はまゆう)"も有名。
※観音崎京急ホテルのビュッフェ浜木綿を紹介した過去記事⤵

この広い観音崎公園南側には首都圏の都会では希少な
真っ白な砂浜と超水質の良い浜辺の多々良浜も有り観音崎公園から徒歩10分で歩いて行けるので、合わせて訪れても良い散歩コースに成る。

観音崎周辺には食事場所としてカフェエルム、夢Dream食堂、☆TwoStar☆等の軽食所の他に、横須賀〜横浜市民に人気の横須賀美術館のレストランアクアマーレ、観音崎京急ホテルのランチビュッフェ(予約制)の浜木綿(はまゆう)、多々良浜近くには鴨居の北浜寿司や磯料理鴨鶴が有る。

他に徒歩で10〜20分の距離内に倭建命と弟橘媛の夫婦神神話の走水海岸と走水神社や有名な❝味美食堂❞や❝かねよ食堂❞、旅館❝やまに❞もあるので、ホテルや旅館に宿泊してユックリ観音崎周辺の観光に来ても良いかも知れない。

電車バスでの日帰り旅行なら帰りに横須賀の観光名所ドブ板通りでネイビーバガーを食べて帰るのもオススメ!ドブ板通り周辺にはシティホテルも沢山あるので数日間、横須賀~三浦観光を楽しんでも良いかも知れない。

——穴場海岸の紹介一覧へ⤵️――

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皆さんは横須賀市にハワイの様に凄く海の綺麗な場所が残っているのを知っていますか?
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御所ヵ崎 走水低砲台跡
倭建と弟橘姫神話の行在所聖蹟


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観音崎灯台、海水浴場の記事⤵
コレ⤴で少し触れましたが未だ単独の記事に書いていなかったので今回、観音崎灯台単体で解説する事にします。
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観音崎灯台
小生は最近まで知らなかったのですが、日本全国で中に入れる灯台は16ヶ所しか現存していないそうです。
その中の一つが観音崎灯台で、観音崎灯台は日本最初の近代灯台で、慶応二年(1866年)にアメリカ・イギリス・フランス・オランダと日本の間で締結された江戸条約に基づいて建設されました。
この観音崎灯台には多々良浜側からも観音崎海水浴場側からも行く事が出来ますが、風景が綺麗なのは観音崎海水浴場側の遊歩道でしょう。
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この海岸沿いに観音崎灯台に至る階段まで遊歩道が整備されています。
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この神奈川の景勝50選の碑文の奥に見える海岸沿いを歩けるんですよ。
少し歩き進めてみましょうか♪
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この突き出した構造物は戦時中の海堡(かいほ)と呼ばれる防衛施設の一部の跡です。
形状からすると小田原の御幸浜と同じ様な砲台の跡でしょうかね~。
もう少し海沿いを歩くと下の写真の様な場所に出ます。
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別日に撮影した写真ですが、観音崎灯台に向かう途中には砂浜だけでなくて、こんな岩礁も有ります。小さな御子さんのいる家族連れでの訪問なら網と虫かご持ってきて水辺を観察したりすれば良い思い出作りも出来るでしょう。
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夏場海水浴シーズンなら綺麗な野莞草(のかんぞう)の花を見る事も出来ます。
更に奥の方へ歩いて行くと道は石畳の遊歩道に変わります。
観音崎灯台は東京湾の入口に有るので房総半島まで直線距離で8kmしかない場所なので、倭建と弟橘姫の夫婦神が東京湾を船で横断した神話の舞台だったりします。
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観音崎灯台の有る丘の上に繋がる階段を登る前に公衆トイレと自動販売機も有るので写真の女の子達の様に東京湾を見てユックリ休憩できます。
そんな場所なので当然、房総半島も三浦半島も見渡す事が出来てとても風景の美しい場所なんですよ。
実はこの辺りには明治時代までとっても立派な神社と御寺が一体に成った神仏習合の寺院が存在しており、景勝地として大変に栄えていました。
観音寺絵図
現代では絵図にしか残りませんが、この御寺は“観音寺”と言う御寺で観音菩薩像が御本尊だったので、これが観音崎の地名由来に成りました。
この観音寺は明治時代に成ると観音崎要塞の建設で隣の亀崎に移転させられ、更に現代に至り火災で完全に消失してしまいました。
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しかし名残も有り、この海蝕洞窟の中に地元の方によって奉納された観音菩薩像と説明の看板が立てれれており昔の歴史を垣間見る事が出来ます。
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元々は奈良時代の行基大僧正が関わった場所だった様なので、倭武命が走水に来た弥生時代末期~古墳時代の聖地ですが、奈良時代の人にも大切にされた聖地であり海上交通の要所だった様です。
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この洞窟の前を通過して直ぐに公衆トイレが有り、写真のベンチがさっき、女の子達が座っていた場所ですね。その更に少し奥の右手側に灯台に上る階段が有ります。
この遊歩道を真っ直ぐ行くとトンネルが有って多々良浜側に歩いて行けるのですが、2020年8月現在は2019年の台風の土砂崩れの影響で未だに通行止めのままです。
ちなみに復興の責任者は上地横須賀市長では無く、黒岩神奈川県知事です。
鎌倉市のハイキングコース遊歩道や釈迦堂切通しも未だ復興していないので知事には頑張って頂かないと困りますね。
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この海岸の道が灯台から見下ろすとコンナ感じです。
高所恐怖症の小生には玉ヒュンの絶景です(笑)が、散歩したら気持ち良さそうな道なのは伝わるかと思います。
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その遊歩道の階段を丘の上に登ってくると灯台が有ります。
入場料金300円と安いのですが観音崎灯台の構造や歴史を開設した小さな博物館を併設しており、更に灯台の上にも登れますし灯台の下にも展示物が有る他、展望台に成っているので綺麗な景色を見渡す事も出来ます。
では、先ずは灯台の周囲を見学して見ましょう~。
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灯台下の展望台はコンナ感じで房総半島の鋸山が見えたり・・・KIMG0101
・・・フェリーが東京湾を行き交う様子が一望出来ます。
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そして昔使われていた灯台の設備の一部が常設展示されており、触れて見る最近の歴史博物館と同じコンセプトの展示がされています。
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上地市長は文化史跡の保護や再利用に熱心な方だそうで、江戸時代の浦賀奉行所も復元して子供達の教材や史跡として再整備する計画を構想してらっしゃるそうです。
早くから外国と関わっていた横須賀市の市長らしく、東京から来て横浜市長に成った人より郷土愛が有る上に子供達の教育に熱心ですね♪
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灯台の受付の有る建物には展示館も併設されているので、灯台の事を学習出来ます。
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こんな感じで昭和初期まで手動で動かしていた灯台のレンズの構造を触って理解する展示物や・・・
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昔の設備とかも展示されてます。
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この模型が初代の建物の復元模型だそうです。関東大震災で倒壊して現在の建物に建て替えられたそうです。
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映像解説等も有るので、中高大学生位が来ると近代史の学習の一助に成り理解を深める事が出来ますね。
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初代の灯台を設計したヴェルニーさん。汐入のヴェルニー公園の元に成った江戸幕府横須賀製鉄所=現在の海上自衛隊横須賀基地のドッグや城ケ島灯台なんかを設計した人物で、今の日本が存続しているのはこの方と小栗上野介サンがいたからと、対馬海戦でロシア帝国のバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎元帥が証言しています。

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ヴェルニーさん無くして近代日本ナシ!
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ネトウヨは日本人が単独で近代化した様な妄想を信じ込んでる比率が高いんですが、実際はイギリスとフランスの協力無くして近代日本は成立して無い事が、この観音崎灯台や横須賀市の歴史史跡を巡(めぐ)ると良く理解出来ます。
観音崎灯台は日本最初の近代灯台で、慶応二年(1866年)にアメリカ・イギリス・フランス・オランダと日本の間で締結された江戸条約に基づいて建設されました。

この記事⤴で少し触れましたが三浦海岸駅前にも三浦海防陣屋が置かれ、三浦各所に東京湾と相模湾を守る陣地が設けられた砲台が建設され、三浦海防陣屋が各所の海防陣地をコントロールしていました。
幕末当時、そこには横浜を開港した井伊直弼公や明治政府を設立する事に成る桂小五郎(木戸孝允)公や伊藤博文公も勤務したそうです。
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さて、そろそろ灯台の中を見てみましょう。
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灯台の内部は当然ですが螺旋階段に成っています。
その階段の壁にも掲示物が有り、観音崎灯台を含めた今でも内部に入る事が出来る16ヶ所の灯台の写真や各灯台の比較等の解説がされています。
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小さな子連れならパパやママが読んであげないと子供には読めない高さかな?
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これが観音崎灯台のレンズ。

・・・ZZガンダム世代には解るだろうけど、連邦軍のバイザータイプの顔に見えて仕方ないのコレ。
前に横浜シンボルタワーの記事でも書いたのだけど港の入口は船舶は右側通行に成っていて、港に向かって右手が赤い灯台、左手が白い灯台って法律で決まってるんだけど・・・
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これが小生にはシャアザクとガンダムを意識している様にしか見えない(笑)。

その時の記事はコレ⤴ね。
何で海関係ってどこもかしこもガンダム的なんだろうか(笑)。
横浜港シンボルタワーは明日08月31日で夏季営業終了で来年まで横浜港のコンテナヤードの夜景は見れなくなりますので、写真撮りたい人は明日時間注意して行ってみて下さい。
灯台の上まで登ると外に出て写真を撮影出来ます。
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御船がいっぱい♪
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この写真の右手は富津岬、左に見える島みたいのが富津岬の展望台。
そこから目線を左に移動すると・・・
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東京湾第一海堡。

海堡の奥に見える船のマストみたいのが、東京湾アクアライン海底トンネルの通気口。シン・ゴジラが最初に登場した場所。
ゴジラシリーズは何故か神奈川県三浦半島~東京の間が破壊される事が多い(笑)。
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こっちは第二海堡。要塞としては関東大震災で崩壊して放棄され現在は史跡として再整備中だけど、たまにツアー組まれて船で観光に行けるけど通常は上陸禁止地域。
海堡とは何ぞや?と余り知らない人は過去の記事を参考にしてみて下さい。

この海堡も実は観音崎灯台と同じ明治時代に作られた施設で、観音崎に点在する煉瓦の史跡も同時期に建設された観音崎砲台の跡だったりする。
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こんな場所全部が砲台の跡で貴重な近代西洋文化の遺跡なんだね。
観音崎灯台も当然ながら日本最初の近代西洋建築の灯台なので歴史史跡な訳です。
観音崎灯台から見える景色はとにかく綺麗!
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したの岬の先端に少し見えるコンクリート製の建物の名残も観音崎要塞の海堡の一部。
反対側の景色がさっき歩いて来た道。
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高所恐怖症だから本当に、この写真撮るの怖かった・・・。
観音崎灯台付近、とっても景色が綺麗でしょう?
観音崎海水浴場から走水神社まで歩く途中の走水観音崎ボードウォークも景色がとても綺麗です。
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もう海水浴シーズンは終わりに入りますが、まだまだ暑さも続きそうです。
まだ暫くの間は潮風に当たりながら散歩するのが気持ち良い季節ですね。

どうです?皆さん、観音崎良い場所でしょ?
近くには走水神社や“味美食堂”や“かねよ食堂”と言った観光名所や美味しいレストランも有ります。
是非、夏の終わりの思い出に御散歩に来て見ては如何でしょうか?

では、又、次の記事で御会いしましょう~!



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17日は休日だが上司と少し話をする為に職場の休憩室に差し入れ持参し上司と話を終えてから、他の同僚とダイエットの話とか同僚の旦那さんも小生と同じく花や海が好きだと言う趣味の雑談をしたりしてから三浦半島の観音崎海水浴場の第一駐車場に向かった。
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駐車場の目の前がもう海。レストハウスも有り観光にも便利。
観音崎は多々良浜と言う真っ白な砂浜側と、海水浴場の二つの海辺で違う顔を見せてくれる。

本当は座間市に50万本のヒマワリ畑を見物に行こうと思っていたが先日の台風で全滅してしまったと事前に観光協会へ問い合わせして解っていた。
なので、横須賀市観光協会に問い合わせして近場の観音崎灯台一帯の観音崎公園の花の広場でも数百本の向日葵がまだ見頃と情報を確認して見物に行く事にした。
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観音崎(かながわの景勝50選の一つ)

実は観音崎灯台や多々良浜にはたまにドライブ&散歩に来るのだが、今回初めて海水浴場と御花畑訪問だった。
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う~ん・・・パノラマだと逆に今一風景の綺麗さが解らないな。
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砂浜の中央に飛び出た突起は小生には一目で・・・
「あ~アレ、多分高射砲の台場の跡だ」
・・・と推測出来たので近くに行って見る事にした。
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・・・すると荷物運搬の鉄道軌道跡らしき並行した溝が2本有ったので、多分小生の推測は間違いないだろう。
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トンビも飛んでいるね。
この日は少し波が荒れていたかな?でも海水浴客それなりにいた。
空の青も綺麗だ!
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そこから横須賀美術館側に歩いて行く。するとウッドデッキが整備された少しオシャレな感じに様変わりした。こちら側にはシャワールームのある小屋も有り、BBQを楽しむ若者や家族等もいた。
小生の目的地である向日葵は横須賀美術館裏手の観音崎公園の中の❝花の広場❞に咲いている。
なのでテクテク歩く。この時すでに16時過ぎだったので初見の山の中で日没怖いしね。
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横須賀美術館

この綺麗な施設が横須賀美術館。
❝アクアマーレ❞と言うオシャレなイタリアンレストランも併設していて食事の為に来る人達もいる場所。いわゆる落ち着いたイイ感じの場所だな。
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その横の林道が観音崎公園もとい観音崎砲台史跡への入口の一つ。
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こちら側から回ると美術館に入らなくても屋上展望デッキに出る事が出来る。
う~ん、空の青がまぶしい。
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思いの他、海水浴場も目の前の横須賀市美術館も雰囲気が良く、そしてお盆過ぎ少し涼しい観音崎公園の森林の風も心地よかった。
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花の広場に到着すると向日葵達は咲いている斜面によってはちょっと暑さでクタってる子達もいたり、全体がこれから見頃の子達もいて、数百本とけして大規模ではないけれど、子供がいないマッチョオジサンに癒しの時間をくれた。
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この子達はこれから見頃だね~。
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う~ん、夏らしい太陽の光と向日葵達♪
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この広場、人は平日と言う事も有り少なかったが、きっと週末とも成ればボール遊びに来る親子連れとか多いんだろうな~。気持ちの良い芝生!
横浜シンボルタワーも芝生が綺麗な公園だったのに中国から緋アリが入って繁殖してしまったので寝転ぶのが危なくなってしまったが、横須賀は商業港じゃなくてコンテナ船も入らないのでそんな心配は不要そうだ♪
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向日葵以外にも赤い綺麗な御花達が咲いていた。
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相変わらず花を見るのが好きなのに花の名前を知らない小生(笑)。
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この日、1番の美人さんはこの向日葵サンかな?凄く真直ぐ元気に伸びていた。
小生も、この子みたいにシャンとして周りを明るい空気に出来るスキルが欲しいなぁ~。
問題解決能力が有っても、仕事以外で雰囲気を変えてあげれないといけない場面も有ると思うんだよね。そうすれば同僚達を和ませてあげられるのに、小生ときたら旅行と花と海と山と夕陽の景色と歴史と神社仏閣城址と格闘技とダイエットの話位しか話題が無くて・・・
まぁ、漫画最近読まないけど嫌いじゃないから勧められたら興味を持って読めるけども、普通の音楽とか全く興味が持てないし、自分を鍛えたりする運動以外のスポーツも❝無駄❞に感じて興味が持てないから解らないんだよ。
・・・これって普通の各世代に流行した物が好きな多数派の人達と絶望的に会話の接点が無いんだ。
向こうが綺麗な風景とか美味しい店とか聞いて来てくれたら教えてあげたり出来るんだけれどね~。
それってさ、ツーリングやドライブに行くくらい親密な友人関係じゃないと出ない会話でしょ。
最近の悩みにはそんな事も含まれるかな~。
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でもこの高く伸びて御日様をいっぱい浴びようと努力する向日葵達みたいに自分も頑張らないとね!
ありがとう~向日葵達、癒してくれて~♪
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花の広場の奥には簡易アスレチックも有って小さな子供を連れた親子が楽しそうに遊ぶ声が聞こえていた。羨ましいなぁ~。いつまでも家族みんなで健康にいて下さいね~!と祈って見る。
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向日葵を見終わって海水浴場の方に降りて来ると、房総半島と三浦半島の間に凄く大きなコンテナ船が航行しているのと、砂浜で楽しそうに遊ぶパパと女の子の風景が・・・
良いな~ほのぼのとして。
・・・お母さんはどこにいるんだろうか?テントで御日様から逃げて日焼け除けしてるのかな?
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この波がコンテナ船から発生した波なのかな~?とか思いながら綺麗な空と海の青の浜辺を散歩しながら駐車場に戻る。
当初の計画ではこの後、ネイビーバーガーを食べにドブ板通りに移動する予定だった。
しかし途中で走水神社に参拝して予定変更を思いついた。
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走水神社は小生が毎日心の中で御神霊に拝礼している日本武尊と弟橘姫の御夫妻神と、御家臣の大伴黒主久応公を祀る場所。そして走水神社の御祭神と日本武尊の防具の天磐楯命と武器の草薙剣命、天磐楯を祀った石楯尾神社一帯に住した古代の名将軍坂上石楯公の御神霊に走水神社で拝礼しいつも御加護御守護大願成就の御導き下さる事を御礼申し上げ、日本文化と自然を大切に思う日本人と親日外国人と走水神社の平安祈願をした。
そして車に戻ろうかなと石段を降りながら・・・
「そう言えば!時間的に丁度、走水神社前の地魚料理の名店❝味美食堂❞が開く時間だな。」
と思い出した。
昨年、親友のITと猿島クルージング&散策した際の観光ガイドさんの強い推薦を思い出して、まだチョコレートケーキ以外に何も食べて無かったし遅い夕方の昼食を食べて行く事にした。
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まだ店が開くまで30分程有ったので少し散歩した。左に見える島みたいのが日本武尊と弟橘姫夫婦神が御住いだった仮御所の在った御所ヵ崎。明治に神社が破壊されて砲台が建設されて現在では特別参観と観光案内を予約して以外で立ち入り禁止に成っている。
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ファミマで買ったコーヒー飲みながら走水漁港を少し散歩していると直ぐに味美食堂が開店する時間に成った。
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味美食堂

丁度、大将が暖簾をかけてオープン準備を始めた所だった。
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価格帯は1000円前後で食堂としては高くも安くもないと思う。普通の漁村の食堂だが、これが又田舎に来た感じがして良い。
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小生は鰺フライ定食と地タコの刺身を注文。
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鰺フライがホクホクとても美味しかった!
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タコはもう少し分厚いと嬉しいかな(笑)?
又、ITが出張に来た時や地元の友人を連れて来て食べさせてあげたいなと思った。

帰り道丁度夕暮れ時だったので「今日は“アソコ”から富士山と夕陽綺麗に見えるかな?」と思い・・・DSC_1223・・・日本武尊神話の御所ヵ崎の隣接する走水海岸の破崎展望台に立ち寄った。DSC_1224ドンピシャのタイミング!富士山と大山の真ん中に陽が沈む。この風景を日本武尊と弟橘媛の夫婦神は仲良く御所ヵ崎で毎夕暮れに見て過ごされていたんだろう・・・

富士山は神様の素戔嗚(すさのお)の妻の木花咲耶姫(このはなさくやひめ)樣の化身。

ふむ、向日葵と潮風に癒され、神様に御礼も伝えて、お腹も満たされ良い休日に成った!


今日の休日雑記はここまで!
今晩、宅間上杉家の記事書けるかな?
今日は甥っ子姪っ子連れてポケモン映画を見て来ます。
まだ寝てないので今から1時間仮眠したら二人を目黒まで迎えに行かないと。
叔父ちゃん頑張るよ~♪

では、又次の記事で!


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前回07月09日の休日雑記の続き。
3連休をとり、初日09日は横須賀市汐入に宿泊して横須賀の軍港の風景とドブ板通りの異国情緒とネイビーバーガーを満喫。
翌朝は早くから宿泊地周辺の町を散歩、ヴェルニー公園、ドブ板通りの人気の少ない風景を満喫した。
余り知られていないのだが、実は横須賀鎮守府(現:アメリカ第七艦隊基地)やドブ板通りには明治天皇が行幸した歴史が有る。
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だから、宿泊した地域には飲み屋街だけでなく、そこかしこに明治天皇の聖跡(せいせき=天皇や神格化された人物の史跡)が残っている。
例えば宿泊したハーバー横須賀は汐入駅の近くに在るのだが、この1本裏手の汐入駅前の通りは明治時代の横須賀街道の明治の新道なので、まだ当時横須賀港が埋め立てられ拡張される前に新道に掛かっていた橋が形式的に保存され、明治以前、平安京に住んだ歴代天皇には余り考えられなかった明治天皇の御幸(みゆき=行幸=天皇が出掛ける事)の古址である事を示す石碑も残されている。
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橋の名前もそのまま御幸橋。
日本全国に在る❝御幸通り❞や❝御幸通り商店街❞と言う名の場所は、日本国民の近代化を鼓舞し幕末の旧幕臣の子孫を慰問したりする為に明治天皇が日本全国旅した時に通りがかった名残を道路名に冠している場所が少なくないはずだ。
さて・・・
この橋(跡=暗渠)を過ぎ、汐入駅前も通り過ぎてドブ板通りに入ると、ドブ板通りの少し外れにも明治天皇の史跡が在る。
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明治天皇が宿泊した行在所(あんざいしょ)の跡地だ。
この石碑はSURF TAKOと言うネイビーバーガーの名店の直ぐ近くに存在するのだが、写真で、この道と十字路に成って左右を貫いているのがドブ板通り。
この石碑を真っすぐ上がって行くと階段の上に❝御幸学園幼稚園❞と❝諏訪公園❞がある。この同じ壇の削平地一帯が、明治天皇が横須賀鎮守府に御来訪された際の御宿泊所=行在所だった訳だ。
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諏訪公園周辺は宅地化されたり学校建設で削平地の空地も縮小しているが、明治天皇の行在所だった事を後世に伝える石碑はちゃんと建っている。
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残念ながら、小生の横須賀在住の知人達は、この聖跡の存在を知らなかった。
ハマっ子の小生に教えられて驚いていた。

一しきり朝の散歩を終えて、ホテルに戻って入浴し、Google MapをPC開きこの日の行動計画を確認。
ランチに行って見たかったホテルランチバイキング目指して昼前に観音崎に向かい、その後、三浦半島で日本武尊神話の残る東海岸の風景と無人島を楽しむ行動計画を時間軸で再計算し、無理が無い事を再確認…
11時に宿泊していたハーバー横須賀をチェックアウトして、この日の予定を楽しむ為に車に乗って出発した。

左手に宮崎県の日南に来たんじゃないかと錯覚する様な馬堀海岸の美しい遊歩道ごしの海の風景を楽しみながら車を走らせる事20分くらいだったろうか?
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最初の目的地は観音崎京急ホテル。
明治~昭和の観光地として有名だった観音崎の美しい景勝地に建つ、料理が美味しい事で有名なホテル。
実は小生の実弟は、ここで結婚式をあげている。
ランチに来た事が無かったので、絶対に来たかった場所の一つだった。
この付近には走水海岸の❝かねよ食堂❞や❝縁結びの走水神社❞、明治の観音崎要塞の史跡群や❝観音崎灯台❞と❝多々良浜❞等があり、正に昭和のリゾート地だった事を納得させる店や場所が多い。
今挙げた観光地は全て❝カテゴリー「旅行(風景/お祭り/食事/買物)」の中の「景勝地・公園・映画ドラマのロケ地」❞か❝カテゴリー「Restaurant/Jazz-Bar/Bar/Hotel 」❞の中に過去に書いた紹介記事が有るので、御興味有る方は其方(そちら)を御覧頂きたい。
さて…
この観音崎京急ホテルは観光ホテルなのでロビーに入ると三浦半島の物産がいきなり並んでいる。
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だから、御土産にも事欠かない。便利。
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現在はアニメか何かとコラボもしている様だ。どこも観光客誘致に熱心だ。横浜の大仏次郎記念館も似たような文豪なんちゃなかんちゃらってアニメとコラボイベントを行っていたな、確か。
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ランチバイキングは浜木綿(はまゆう)と言う、三浦半島を代表する植物の名を冠したレストランで食べる事が出来る。
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ホテルのレストランだけあって、落ち着いた内装で綺麗なのだが…
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この日は、どう言う訳か年配の御姉様方が大挙押しかけてらっしゃって、少々混雑して落ち着いた雰囲気ではなかった(苦笑)。
しかし、このレストランの眺望は素晴らしく…DSC_3207
眼前には東京湾の略(ほぼ)出口に位置する観音崎の綺麗な海が見える。
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何か知らないけれど、この日はパスタやパンを食べずにサラダと肉料理を沢山食べた。
無論、美味しかった。
この付近の走水が嘗(かつ)て、倭建命(やまとたけるのみこと)と弟橘姫(おとたちばなひめ)の夫婦神が房総半島目指して渡航する際に立ち寄った聖跡だったりする。
そんな訳で、この日のメインの訪問地は無人島猿島だったのだが、乗船する桟橋に移動する前に走水神社に用事も有ったので立ち寄った。
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用事は二つ有り、一つは海外から失恋💔して帰国した女性後輩が良縁に恵まれる様に、ソイツの縁結びを代理で行う事。
もう一つは、もう何回も来ているのに未(ま)だ御朱印を頂いた事が無かったので、御朱印帳に走水神社の御名前を加えさせて頂く為だった。
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御朱印に関しては既に色紙に書いて頂いた物を、倭建命と弟橘姫様の御分霊を頂いた心算(つもり)で大切にしているが、最近、延喜式内社と延喜式外社を再訪し御朱印を頂いて回っているので、自分の用事では無いが良い機会だった。
この走水神社も以前記事に書いているので、❝カテゴリー「寺社/仏閣/城址/有形文化財/伝承と伝統文化」の中の「神社(延喜式式内社と歴史千年以上の古社)」❞から探して貰えば縁結びの御所ヶ崎の砂の事を含めて書いて有るので興味が有る方は、そちらも見てくれば詳しい事が書いて有る。
さて…
猿島に渡るには、先ず、以前も紹介したが対馬海戦で東郷平八郎元帥が乗船し旗艦として活躍、現在は世界三大名鑑に選ばれて保存されている❝三笠公園❞に行く必要が有る。
三笠公園も以前の❝カテゴリー「戦艦」❞で記事に書いた。
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しかし、この日は観音崎京急ホテル同様に何故か、いつもは空いてる三笠公園駐車場が満車で、付近を車でグルグル廻り空き駐車場を探す羽目に成った…
SAIKAYAパーキングと言う場所に行き着いた。
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何か良く解らんが、アニメオタが好きそうな女の子をイメージキャラクターにしているらしく困惑したが、猿島フェリーに乗船すると駐車料金割引に成るらしく、非常に助かる。
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でも何か入り難い駐車場だ(笑)。しかしながら良い目標物には成りそうだな。
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乗船する桟橋は、戦艦三笠の真横、発券所もその近くにある。
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駐車場が満車なだけあって、フェリーも乗船客でごったがえしていた。
フェリーに乗るのは仕事で香港⇔深圳を行ったり来たりしていた頃以来、少し楽しみだった。
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出向すると海風が実に心地よい。
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乗船10分足らずだったろうか、あっと言う間に猿島に到着した。
凝灰岩の島。落石も多いが、要塞を作るには適している。
現在では緑豊かな島、そして法華宗とにとっては法華の大家の1人である日蓮宗祖師、日蓮上人所縁の霊場でもある。
しかしながら夏の猿島は…
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BBQを楽しむ若者達で賑やかです。
う~ん、猿島なんて絶海の孤島で鎌倉時代に修行の必要を感じた日蓮上人や、日本の守る為、首都東京を守る為に要塞としての猿島に赴任していた明治時代の軍人さん達は、今の風景を見ても怒りはしないだろう…
寧ろ、日本の国力が充実し自衛隊の防衛力が高まり、嘗て戦場で干戈(かんか)を交えた日米が連携して外敵が領海に入らない様に防衛している事で、横須賀近隣の市民や外国籍の観光客が幸せそうに一緒に余暇を過ごし、カップルは手を繋ぎデートしているのを見れば、走水の倭建命や弟橘姫様と一緒に喜んで彼等を見守って下さるんじゃないかと思う。

さて、この猿島、真偽の程は不明だがジブリアニメの❝天空の城ラピュタ❞でロケハンされた場所だとされている。
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豊かな自然と、コケ生(む)した煉瓦の要塞が何とも不思議な感じがする。
空気はすこぶる清々しく、鳥達の囀(さえず)りも癒される。
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とは言っても要塞なのだから当時の施設は軍事に関する物で、史跡として保護されている事も有り一部展示用に其(そ)の儘(まま)残っている。
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弾薬庫。
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このトンネル群は立坑もあり、上部の砲台に繋がっている。DSC_3287
円形の場所が砲台の跡。
現在では砲塔は撤去されているが、当時を偲(しの)ぶ有る工夫がされていて…
現地に看板をちゃんと読んで学習しながら散策しているとある事に気が付ける。
実はスマホアプリのQRコードが掲載されている説明書きが有って、そのQRコードからとあるアプリをダウンロードすると…
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スマホに映る風景に、当時の観音崎砲台の大砲や、ここ猿島砲台の大砲を画面上に再現出来る。
これを知っている観光客は少ない。
…と、言うか小生も知らないで来て説明板全て読んでいたら、その一つに仕掛けが有るのに気が付いた訳だ。
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自然を感じながら要塞を見学出来て良かった。
ただ、観音崎要塞の方が規模は大きいようだ。
観音崎要塞は以前、❝カテゴリー「近代西洋建築と文化/鉄道/艦船/史跡 」の中の「近代要塞/港/空港」❞で紹介して風景写真も掲載してある。観音崎には灯台もあり風景もより綺麗だが猿島はBBQやキャンプが出来る分、レジャー観光地としての楽しみが有って若者向けかも知れない。
海を楽しみたいのなら、猿島の方が良いだろう。
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釣りも禁止ではないようだ。
島の磯側には日蓮洞があって鎌倉時代の日蓮上人が修行をした史跡でもある。DSC_3299
日蓮宗の人にとっては訪れる価値が有る場所なんじゃないだろうか。
もっとも、落石が有るので進入禁止。
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他にも船着き場近くの休憩所には、猿島史跡に関する解説の常設展示が有って歴史好きには、こちらも楽しめる。
ふむ…
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有意義な時間を過ごせた。
猿島を離れ、あの怪しいSAIKAYA駐車場に移動する時、三笠公園から米軍横須賀ベース方向に繋がる歩道の噴水と池があるのだが…
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花が綺麗だった。
こんな↓碑文も在ったりする。
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童謡❝めだかの学校❞を作曲した茶木滋サンは、この横須賀市汐入の御出身だそうだ。
ここは何回も通っているのに、まじまじ読んだ事が無かったので良い発見に成った。
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SAIKAYAパーキングの近所が横須賀米軍基地で、信号待ちしてるとSEE YOU AGAINの看板が見送ってくれる。
アニオタSAIKAYAパーキングから車を脱出させ、この日の宿泊地である三崎漁港に向かって出発…
三浦縦貫道路と言う有料道路を使うと近いのだが、小生が好きで以前は毎週の様に散歩に来ていた三浦海岸駅から近い琴音浜を訪れた。
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ふむ、ここは変わらない。落ち着いた優しい海だ。
少し潮風に当たってから出発…
江奈漁港を経由して三崎漁港に行く事にした。
江奈漁港は江奈湾と言う荒々しい磯の海岸で、昭和中期くらいまでは富裕層が散歩に来たりする海岸沿いに遊歩道が有った。現在は自然の景観を壊す事から撤去されているが、小生は現在の江奈しか知らないので寧(むし)ろ自然の豊かな今の景観が好きだ。
…心が疲れていた時に頻繁に磯遊びに来ていた江奈漁港。
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この海と、当時の彼女にだいぶ救われた。
海に感謝をして、直ぐに三崎に出発。
途中、剣崎灯台の辺りには風力発電の風車が在ったりする。
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この付近からは、天気が良くて海上の水蒸気が少ないと富士山が綺麗に見える。
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たまたま雨天の翌日の快晴で、雲のかかり具合も水墨画の様に綺麗な夕時の富士山が見える事が出来た。
手前の延々と続く農地の風景も癒される…
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三崎漁港に着くと、既に宵の時間に成ろうかと言う頃だった。寄り道し過ぎたか?
宿泊するホテルは三崎漁港の市場の目の前。
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宿はサンポート三崎と言う、船員会館の様な船乗りの保険組合の保養所なので、1泊2食付7500円と格安だった。
ここは外観よりも内装が綺麗。
❝じゃらん❞で予約したのだが、
御酒を楽しみたい人やマグロの珍しい料理を食べたい人は、朝食付きだけのプランで宿泊して、三崎や城ケ島の商店街の寿司屋やマグロ料理専門店に行くのも良いと思う。
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小生は連休最大の目的が、翌日7月11日が油壷にあった新井城落城日から500年に当たるので、尊敬する武将の1人である三浦義意公の御廟所に献花する為に三浦に来た。
三浦に行くなら普段横浜から近く見落としがちな場所も宿泊して探訪してみようと思い立ち、横須賀や三崎に宿泊を決めた訳だ。
このサンポート三崎は家族連れや外国人の宿泊も想定しているのか、色んな柄の浴衣を自由に選べるシステムだった。
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これは女性が喜びそうだ。
部屋も綺麗だった。
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1人でツインに泊まっても仕方ないんだけどね…
ここしか空いて無かった。でも部屋の清潔感はそこそこの値段のホテルと同等くらい。
しいて言えば、コンビニが徒歩5~6分と微妙に離れているのと、料理屋の多い三崎銀座商店街も徒歩10分位離れているのが弱点だが、車で来ているので寧ろ、油壷~三崎町~城ケ島と廻る拠点には打ってつけの立地だった。
日曜日の朝にはホテルの目の前で朝市も開かれる。
食事前に、好きな三崎の商店街をフラついてみた。
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平日月曜日なので客はまばら…
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この❝黒羽亭❞はTVに良く出るマグロ料理の専門店で、目玉とか変わった部位も食べれる。
寿司が食べたい人に一押しの店が、黒羽亭の左隣の❝紀の代❞
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ここもマグロ水揚げ漁港ならではの変わった部位、マグロの皮や白子なんかも食べれるし、御店主は寿司職人としての技術も確かで人気店でもある。
小生は寿司を食べたくなると良くここに来る。
この2店は以前❝カテゴリー「和食全般/居酒屋/懐石料理/旅館」❞で紹介している。
腹時計が夕食を欲っする時間に成ったのでホテルに戻り、食堂で夕食を頂いた。
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この日の夕食の献立は、備長マグロの鍋やマグロの御造り、魚料理が数品と、写真とは別に汁物と御飯がついている。
一人旅には十分贅沢だ。これで7,500円は素晴らしいと思う。
三崎の商店街を散歩中に提灯が飾ってあったのが目に留まったので、ホテルで質問した所、2016年は7月16日が三崎町の鎮守、海南神社の例大祭だそうだ。
これを聞いて翌週の再訪を決めた。

翌日11日の休日雑記へと続く…










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ブログネタ
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三浦半島、横須賀市、その先端の観音崎には東京湾と太平洋の入口を見渡す絶景の灯台が在ります。
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この灯台は一般公開されていて、誰でも中に入って風景を見る事が出来ます。
開館時間は…
05月~9月:9:00~16:30
10月~4月:9:00~16:00
ただし、開館時間が短い上に天候にも左右されますので事前に横須賀市観光協会とかに問い合わせてみると良いと思います。
又は、以下のリンクの横須賀市観光案内のホームページ
を御参考にされると良いかと思います。
周辺の駐車場も掲載されて有りますしね!
ヨコスカ観光
横須賀市観光情報のページ「ここはヨコスカ 」←クリックするとリンクします!
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この展望台自体は、幕末にイギリス・フランス・アメリカ・オランダの要望を踏まえて国際条約に建設が盛り込まれ、江戸幕府解体後の明治新政府によって建設されました。
…国際条約ってね、国内法より優先するんですよ!知ってましたか?大人は当然知ってて当たり前ですよね?
日本の御隣の国が良く、日本との締結済みの二国間協定をしょっちゅう破りますけれど、あれって国際条約違反でして日本は賠償金請求したり交戦状態に陥っても変じゃない事をされているんですよ~。
まぁ、今回は綺麗な風景と近代要塞史跡と自然の紹介なので、その話は置いておきましょう♪

少し前に、この記事の「前編」で周辺の綺麗な海岸や神社とレストランを紹介したので、その記事も読んで貰うと観音崎の魅力がより伝わると思います。
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※リゾート地としての観音崎を紹介した記事はココ」←クリック!

さて、この観音崎の展望台に行くには、電車&バス か 車の二種類な訳ですが、もし車が有るなら駐車場は5ヵ所有りますので、交通手段と駐車場の場所をまず紹介します。
※駐車場は添付する画像を参考にして下さい!
観音崎周辺交通情報
【電車&バス】
●京浜急行線 浦賀行き  
 浦賀駅  下車→京急バス(浦  3観音崎行)乗車→観音崎バス停 下車→徒歩9分
●JR横須賀線横須賀行き
 横須賀駅下車→京急バス(須24観音崎行)乗車→観音崎バス停 下車→徒歩9分
※多々良浜に行く場合は腰越バス停を利用すると便利!
上記のような感じで交通の便は余り良い場所ではありませんが、その変わり真っ白な砂浜と緑豊かな森の展望台が有り、リゾート地として一昔前まで栄えた美しい場所です。
京急観音崎ホテルも有るので結婚式を挙げるカップルも多いです。
小生は多々良浜の真っ白い砂浜が好きなので、そちら側から灯台まで登る道を紹介して行きたいと思います。
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多々良浜の海岸の前にも県営の駐車場が在るので、車の方はそちらに停めると真っ白な多々良浜で遊んでから灯台に登ったり出来ます。また、観音崎自然博物館やレストラン"マテリア"もそちらが便利です。
反対側の観音崎駐車場側も、近くに観音崎京急ホテルがあり、そちらのレストランも有名です。
前回の記事でも紹介しましたが、小生は観音崎の隣の走水の「かねよ食堂」に好んで行ったりするので、観音崎で食事をした事はありませんが今度、機会を作って食べに行ってみたいと思います。
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この多々良浜の正面には多々良浜緑地公園があり、そこには古墳群も在るのですが現在は古墳は非公開に成っています。
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こちら側から遊歩道を散策すると、花咲く花壇の傍らに地名の由来に成った郷土史の解説がいくつかされた看板が点在しています。
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三浦一族が住み、かつ、地名と多々良氏の苗字の由来に成っている事からも恐らくは平安時代に、この一帯は漁村だけでなく蹈鞴(たたら)製鉄の場として機能していた刀剣や武具の生産拠点だったのかも知れませんね。
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この看板に書かれた領主:多々良義春と言う武将は、鎌倉幕府初代侍所別当を務めた和田義盛公の叔父に当たる方で、苗字は多々良ですが本名は三浦義春です。
昔の武士は、自分が直接支配する為に赴任した土地の名を自らの苗字にしました。
和田義盛公の場合、御父君は杉本義宗と言う武将です。祖父は三浦義明と言う源頼朝公に仕えた名将です。
なぜ孫が「和田」で子が「杉本」で三浦家の一族かと言うのは、正に彼らが治めた場所の城の所在地の地名を名乗ったからですね。
和田義盛公は今の三浦市初声町和田に最初の居館を構えていたから苗字を和田と名乗っています。
杉本義宗公は今の鎌倉市の浄明寺地区、杉本寺の在る山に築かれていた「杉本城」を根拠地にしていたから苗字を杉本にしました。
多々良義春公も、この多々良浜周辺を治めていたので多々良を名乗ったのでしょう。
御三方の族長である三浦義明公の一族は、この三浦半島、旧三浦郡を治めていた「平(たいら)」氏の武将なので三浦を苗字にしました。
三浦義明公のフルネームを書くと、現代人の感覚ではかなり長く感じます…
平(たいらの)朝臣(あそん)三浦大介(みうらのおおすけ=官職名=三浦郡知事)義明…となります。
つまり、現代人の感覚ではありえない事ですが支配する土地の、土地を治める為の官職名が苗字で、氏姓はどの家系の出身かを表すものなんですね。
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さて、公園に話を戻します。
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この金網の奥が古墳なんですが、イタズラするクズがいる為か封鎖されています。
この近くに、展望台に登る階段が在りますが可也(かなり)急です。
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階段を登ると三浦家の本拠地衣笠城と同じく尾根の両端を人工的に削り歩ける範囲を狭隘にした箇所が有ったりして、多々良家の詰めの城だったのかな?と推測させる地形だったりします。
IMG_1533 (2)
この道の両脇は人工的に鋭角にされた崖でした。
こんな道ばかりではないのですが、多々良浜側から登るとここを通ります。
しばらく行くと明治時代から作られた要塞の跡らしい地形が見え始めてきます。
IMG_1536 (2)
切通しですね。
IMG_1537 (2)
海抜の説明が有りますが、背後の切通しの断面は、三浦半島が地震で隆起している事が良く解る地層が露出しています。
関東大震災の時は三浦半島は50cm隆起したそうです。
その名残が解る元々の海底が露出した地形は、三浦半島西側の城ケ島で見る事が出来ます。
※城ケ島の風景の記事は「ココ」←クリック!
この切通しを抜けて暫く行くと、戦時中の輸送船に乗船していて米軍海軍の通商破壊で戦死した方々の慰霊碑の有る見晴らしの良い展望台に出ます。
IMG_1538 (2) IMG_1539
IMG_1541
今上天皇陛下御夫妻が昨年、こちらを御参りに成られて深い感情があり声を震わせながら鎮魂の慰霊で御来訪された事はTVでも報道されていました。
IMG_1545 ここからは東京湾が遠くまで見渡せます。 

IMG_1543 そして天皇皇后両陛下の御詠みに成られた鎮魂の和歌の石碑があります。
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両陛下は先の戦争で武装もしていない罪無き民草が犠牲に成った事を、深く痛んでらっしゃいました。
IMG_1549 漁村が近いので、そんな事を知らない猫ちゃん達が沢山集まっている癒しの場でもあります(笑)。
IMG_1552 でも、この子達は触らせてくれなかった(泣)!
さてさて、ここからが史跡としての紹介です。
灯台の北側には幾つもの砲台の跡や地下壕に繋がる秘密のトンネルの入り口があります。
(もちろん、トンネルの入口は通用トンネル以外は塞がれて入れませんが。)
IMG_1553
典型的な近代のトンネルの造り。
IMG_1554 ここはまだ照明が生きてますけれど、照明の無いトンネルも有ってクソ怖いですよ~♪
で、第三砲台と言う場所の紹介です。

IMG_1557
明治時代に28cm榴弾砲と言う野砲が設置されていた場所ですが、説明書きには「28サンチ」って書いて有るのは誤記ですかね?ミリオタじゃないので、あんまり詳しくなく突っ込めません。
IMG_1556
砲台は塀に囲まれていた構造物でした。
IMG_1555
今では入れませんが、恐らく弾薬庫だった横穴の跡。
IMG_1561 今は梯子(はしご)はかかっていませんが、外の様子を見る為の階段なんかが現存していました。
…ここにいた猫ちゃんは、展望台の猫とちがって人懐っこくモフり放題♡でした。
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「眠いけど、せっかくだから相手してやるニャ~」
IMG_1567
…みたいな?
皆、丸々と太っていて近くの防衛大学の自衛隊の人達が面倒見てるんですかね?
さて、先程は明るいトンネルでしたが…
多々良浜側から行くと絶対に通らないといけない真っ暗なトンネルも有ります。
IMG_1572
…ここね、出口見えてるけれど真ん中くらいまで行くと足元真っ暗で平衡感覚無くなって色々と怖いんですよ。
しかも…
IMG_1573
なんか、鉄格子の秘密の扉とか途中に有るし!
急に扉に「ガシャンがシャン!」ってシガミ付くゾンビとか出てきそうですよね(笑)。
こんな場所の他にも、砲台によっては一部、トンネルが入れる場所も有ります。
IMG_1560
…入る気しなかったけれどね。幽霊とかどうでもいいけれど、それでも入る気しないのさ。
仮に幽霊がいても、明治の軍人さんだから日本を守ってくれた偉人なんで色々取材したいけれど、実際に見たら小便チビルだろうな(笑)。
IMG_1574
そのトンネルの先には、こんな切通しが在り、その更に先に観音崎灯台が在ります。
真っ暗なトンネル通りたく無い人達は、観音崎バス停側から登って来た方が良いと思いますよ~。
砲台は現地の案内地図上に表記されていない物もいくつか有ったので4か所ぐらいだったと思います。
猿島にまで行きたくない人は、ここに来れば明治時代の要塞の構造が解ると思います。
カップルには、観音崎灯台直通の道を御勧めします(笑)。
観音崎灯台直通の道
観音崎駐車場や多々良浜駐車場、どちらから歩いても徒歩8分位かな?

でも、観音崎海水浴場からも、多々良浜海水浴場からも少し離れた場所なんで、二人で手を繋ぎながらトンネル含めて豊かな自然を観察しながらお散歩するのも楽しいかと思いますよ!
様々な植物を見る事が出来る自然公園でもあるので、所々に説明書きも有りました。
IMG_1570
IMG_1571
解りやすいですね。
こういうの、ちゃんと読みながら散歩すると本当に面白いですね。 

観音崎、今回の記事は自然公園と合わせて要塞としての側面を紹介しましたが、前回の記事と合わせて周辺が素敵な海岸の、森も豊かなピクニックに最適な場所って少しは伝わったでしょうか? 

近くの走水神社は「日本最強(旦那様が軍神だからね)の縁結びの夫婦の神様」が神話上住んでいた場所のすぐ近くだったりします。
そして、神社自体も社殿の地下には神話の石室が本当に存在していたり、背後の鎮守の山に在る奥宮には古代から日本武尊が信奉した更に古い時代の神様達、天照大神の神明神社や素戔嗚尊や此花咲耶姫命の須賀神社、建御名方神を御祀りする諏訪神社も在ります。
そこは走水神社の元に成った古代の稲荷社の在った聖域だそうで、本殿で日本武尊と弟橘姫様御夫婦神に参拝した後で奥宮を御参りすれば、御利益も深まりそうですね! 


観音崎と合わせて走水神社も観光コースに入れると更に充実した時間が過ごせるかも知れません。
※走水神社の記事は「ココ」←クリック!

では、又、次の記事で御会いしましょう!






 

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ブログネタ
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三浦半島の東京湾側の先端には観音崎と言う観光地が有ります。
そこには江戸時代幕末に諸外国の要求で灯台の建設を求められて以来、東京湾の入口を照らす灯台が明かりを灯(とも)しています。
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…あまり良い写真じゃないですが実際は凄く綺麗です(笑)。
この灯台の在る場所からの眺望はとても綺麗で、昔はこの海岸一帯がリゾート地でした。
海外旅行が一般市民にも珍しくなくなると少々、観光地としてはマイナーに成りましたが、その美しい風景は今も変わりません。
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近くには走水神社と言う日本武尊と弟橘姫の神話の舞台に成った神社が在り、縁結びの神様、そして料理の神様として若い人からも愛されています。
かねよ食堂と言う最高のロケーションのレストランも在ります。
因(ちな)みに川崎市高津区には弟橘姫様の古墳(宅地化されてしまってる)の正面に在る橘樹神社も在り縁結びの神社として江戸時代には有名でした。
※走水神社の記事は「ココ」←クリック!
※橘樹神社の記事は「
ココ」←クリック!
※かねよ食堂の記事は「
ココ」←クリック!
観音崎周辺
GoogleEarthnの衛星写真で観音崎を見ましょう。
灯台や走水神社が、そう遠くはないのが解るかと思います。もちろん、バス移動に成る距離ですが。
周辺には2~3館の美術館や海に面したレストラン、京急観音崎ホテル等もあり神奈川県民と東京都民のマイナー(失礼)なリゾート地として有名です。
確か、京急観音崎ホテルのレストランは地魚を使っていて美味しい事で有名です。
小生の弟夫妻はこの風光明媚な京急観音崎ホテルさんで結婚式を挙げさせて頂きました。
京急観音埼ホテルの公式サイト ←クリックでリンクします!

美術館やレストランの他に多数の釣り船屋さんと、海水浴場もいくつか在ります。
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走水海岸の海水浴場とか…
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…灯台周辺の海水浴場とか。
まぁ、本格的な海の家が出るのは走水海岸ですね。

観音崎の太平洋側の浜辺は東京湾でも貝殻が打ち寄せる地形の為か、海外の様に白い砂浜が広がっています。
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綺麗ですよね?もし散歩に行ったら絶対にゴミは捨てないで下さいね!
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貝殻の量から人工では無いと思います。
因みに、大アサリ(ホンビノス貝)の貝殻が多い様でした。
ホンビノス貝は元来、南米に生息する外来種ですが、南米から来る貨物船がバラスト水と一緒に運んで来てしまった物を、排水した際に一緒に放出され東京湾で繁殖したと考えられています。
ホンビノス貝の貝殻は大きいのですが脆(もろ)い為に、すぐ砕けるので観音崎に白い砂浜が出来る原因に成っているのかも知れませんね…
ところでコイツ、凄く美味しくて、築地や横浜の市場ではハマグリの代替品として親しまれ流通に乗っています。
珍しく生態系を壊す前に日本人に捕食され役に立っている外来生物ですね(笑)。
しかも、こんな綺麗な砂浜を作り出して。

良い処でしょう?
海外なんか行かなくても、横浜や東京や鎌倉からすぐ近くには、この三浦半島と言う素敵なリゾート地があり、若い恋人も、子育て中の若夫婦も、長年連れ添った夫婦も、何気な~く電車やバス、ドライブでも来れて散歩して食事して…
ゆ~っくり!とした優しい時間を過ごせるんですよ~。
博物館や美術館も在りますしね~。文化的な時間も過ごせると思います。

三浦半島は東京湾側だけじゃなく、相模湾側の城ケ島や秋谷海岸も素敵なんですよ~!
以前、記事にしたので、是非そちらの風景写真も見てみて下さいな♪
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※秋谷海岸の記事は「ココ」←クリック
※秋谷海岸に在る素敵な地魚料理イタリアンの店‟DON"の記事は「ココ」←クリック!

小生は城ケ島も好きでたまに散歩に行きます。
近所の鮪水揚げ基地の三崎漁港で、鮪料理も食べられますしね!
城ケ島は東と西で全く風景が異なり海水が沖縄の様に綺麗なんです…

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東側は貝殻と海底から隆起した奇岩の海岸で…
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西側は太平洋に突き出した日本とは思えない雄大な岸壁の景色です。
そして隣の三崎漁港の三崎銀座商店街には…
御寿司の名店「紀の代」さんとか鮪料理居酒屋の有名な「黒羽亭」さんが在ります。
※城ケ島の風景と「紀の代」の記事は「ココ」←クリック!
※黒羽亭の記事は「ココ」←クリック!

付け根の鎌倉も素敵な風景を持つ御寺が沢山有って綺麗ですよね!由比ガ浜海水浴場や逗子海水浴場も有りますし。

三浦半島は11月位は果樹園で「ミカン狩り」が出来ますし、年が明けて1月位からは「イチゴ狩り」も出来ます。
天然温泉のホテルも有るので、是非!神奈川県内で時間をユックリ過ごして見て下さい♪
箱根温泉と伊勢原市大山温泉も宜(よろ)しくね~!

【観音崎周辺の浜辺と灯台と要塞】の後編明治時代の要塞観音崎の砲台群の記事は「ココ」←クリック!

では、又、次の記事で御会いしましょう!
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休みを利用して坂本龍馬サンの奥さんの御龍サンの眠る横須賀市大津町の信楽寺を御参りしてきました。
和尚様に面会し、御話しを聞いたり…
昼間は走水海岸の、かねよ食堂でランチして… IMG_1498 (2)
三浦半島の先端の多々良浜と言う真っ白な綺麗な砂浜を散歩して…
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観音崎灯台の岬に登り東京湾を一望して…
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帰りに半島の降りる方向間違えた
((((;゚Д゚))!?
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反対側駐車場まで徒歩で超遠回するハメに
(-_-;)
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無事に駐車場に辿り着いて車で横須賀市街地に移動。
横須賀ドブ板通りの名物U.S NAVY BURGER 🍔の名店、HONEY BEEで夕食をしました。
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勉強に成って美味しくて綺麗で迷子で楽しくて充実した休日でした。
尚、一人で行動した模様…それだけは寂しい。
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